昨日、東京ドームへプロレス観戦に行った。
新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 7 ~EVOLUTION~ in 東京ドーム」大会。
新日本プロレス毎年恒例の、続に言う「1.4ドーム」。
昔は良く行っていたが、実に久しぶりに行った。
調べたら2005年1月4日以来8年ぶりの東京ドームプロレス観戦!
しかも最近無かったプロレス・格闘技好きの友人と計5人で観戦。
以前は良くみんなで行ったものでした。
17時開演とあったので、その時間前に揃って入ると、もう試合やってるし!?
もちろん事前にサイトで調べて行ったのだが、第0試合-1そして第0試合-2というのがあって、それが通常の第1試合としてやるのかと思ったら、もうその前にこの2試合はやってるんじゃねぇか!
ホームページにもチケットにも、そんな明記は無い。
新日本プロレスさんよぉ、ちょっと客に不親切な告知じゃねぇか?!
と、ムッとしながら席に着く。
一番安い¥3,000の席なのでドーム2Fの上の方。
ちなみに第0試合の2つは以下のカード。
第0試合-1
井上亘、タマ・トンガ、キャプテン・ニュージャパン
vs
石井智宏、YOSHI-HASHI、邪道
第0試合-2
獣神サンダー・ライガー、タイガーマスク、高橋広夢
vs
田口隆祐、KUSHIDA、BUSHI
場内に入ったときは、もう2試合目が行なわれていた。
ライガーにタイガーマスクがこんなところ出るなんて、なんかちょっと勿体ない気がする。
大晦日にさいたまスーパーアリーナ内でカメラのバッテリーを紛失したので、今回も画像は無し。
そしてカード数も多いので、勝敗結果&勝敗は「スポーツナビ」でご確認下さい。
なので、ところどころの感想と言うか、印象も含め、第1試合以降のカードを紹介します。
第1試合~スペシャル6人タッグマッチ
→ストロングマン、MVP、中西学、曙 vs 高橋裕二郎、飯塚高史、矢野通、ボブ・サップ
まずは、中西軍の入場時に、テレビ朝日の野上アナウンサーも一緒に入場しアナウンスを始めると場内にもその音声は放送された。
しかし、古館伊知郎、保坂正紀、田畑祐一、辻よしなり、真鍋由、等々、これまで名物アナウンサーが新日本プロレスの実況を担当したが、花道をレスラーと一緒に入場したアナウンサーは初めてでは?
しかも地味なキャラなのに。(!)
また当初は、曙とボブ・サップ抜きのカードで発表されたが、急遽この2人が参戦。
正直「この2人が入ったところで…」と思ったが、意外や客席の反応も良く、ドーム2Fの上で見てるとやっぱりこの2人のデカさは見栄えがあった。
第2試合~NEVER無差別級選手権試合
→(王者)田中将斗 vs (挑戦者)シェルトン・ベンジャミン
田中選手のアグレッシブなスタイル好きなので期待していたのですが、他の選手の乱入もあって、今イチ田中選手の良さが出ないまま試合終了…不完全燃焼試合。
第3試合60分1本勝負 IWGPタッグ選手権試合
→(王者組)デイビーボーイ・スミスJr.、ランス・アーチャー
vs
(WORLD TAG LEAGUE 2012優勝組)カール・アンダーソン、後藤洋央紀
カール・アンダーソン選手、ホントいい外人レスラーになりましたが、まだまだ延びシロがありますね。
期待してます!
第4試合~スペシャルシングルマッチ
→永田裕志vs鈴木みのる
新日は、困るとこのカード。(笑)
年末に後楽園ホールで行なった、ライガーvs鈴木と入れ替えた方が良かったのに。
第5試合~IWGP Jr.ヘビー級選手権試合 3WAYマッチ
→(王者)プリンス・デヴィットvsロウ・キーvs飯伏幸太
いやぁ、この3人の身体能力の高さにビックリ!
特に飯伏選手が素晴らしい。
初代タイガーマスク以来の跳躍力とキレを持つJr.ヘビー級のレスラーです!
しかし、ロウ・キーは何故スーツ姿で試合した…?(笑)
第6試合~スペシャルタッグマッチ
→小島聡、天山広吉vs武藤敬司、大谷晋二郎
当初は、大谷選手ではなく、橋本真也の息子橋本大地選手の出場だったが怪我で欠場に。
それしても武藤は新日本プロレスでも凄い人気!
客席の盛り上がり度が俄然違う!!
第7試合~スペシャルシングルマッチ
→真壁刀義vs柴田勝頼
個人的に一番期待していた試合。
柴田選手好きなんですよねー。
両者がリングに揃うや、ゴングが鳴る前から、エルボーの打ち合い!
お互いに引かない「どつきあい」合戦!
かつての新日本プロレスが掲げていた「ストロング・スタイル」の片鱗が見えた気がした。
第8試合~ダブルメインイベントI IWGPインターコンチネンタル選手権試合
→(王者)中邑真輔vs(挑戦者)桜庭和志
桜庭も人気高し。
最後のスリーカウントは、ビミョー…。
第9試合~ダブルメインイベントII IWGPヘビー級選手権試合
→(王者)棚橋弘至vs(挑戦者)オカダカズチカ
新鋭オカダ選手がドームで映えるか?ちょっと観てみたい-そんな気持ちもあった。
で、そのオカダだが、なんか試合が始まってもグダグダした印象。
試合後に気づいたが、この試合はとにかく30分以上試合をする、というのが大命題だったのだろう。
新日本プロレスで30分越す試合なんて滅多に無い。
(昔の全日本プロレスは、60分フルタイム引き分け、なんて何度かあったが。)
そのために体力セーブのためだったんでしょう…。
全体としては、意外や面白かった。
とにかく呼べるスター選手は全部呼び出した、という感じで、あのスタン・ハンセンまで登場!!
また、進行もすんなりと進み好印象。
そして、選手みんなが一生懸命にいいパフォーマンスをしようとしているのが伝わって来た。
一時期の新日本プロレスは、やはりどっか天狗と言うか「この組み合わせなら客も文句言わねぇだろー」的なところがあって、それが興味深いカードでも内容がしょぼいなんてことが多かった。
でも、今回はそんな印象を持つことは無かったかな?
ただ、企業としてお客さんに対して気配りが浅いところはいくつか感じた。
最初に書いた第0試合開始時間の無告知。
あとは、2階にいるとドーム内は音が回るので、マイクで何を言ってるかさっぱり解らん。
この辺り、企業としてエンタメとして改善の余地あり。
そして、今の新日本プロレスファンはいい意味でよく盛り上がる。
過去との比較ばかりで申し訳ないが、場内も客席数設定は昔ほどでないが、それでも今の時代にプロレスでこれだけ客が入ってるってすごいことだと思う!
そしてその客が、選手コールや、声援、歓声を、声を出して応援しているのだから、新日本プロレスはまた伸びていけると思います。
プロレス人気に再び火がつくよう、リーダーとして進んでいって下さいと願うばかりです。
あと、ドームくらいだと大勢で見て、色々喋りながら観るのがいいかな?
プロレスファンにとって1.4のドーム大会はお祭りですから!