本日は7月1日。
早いもので、今年も今日から後半戦…。
真夏になってもいないのに、今年もあと半分だなんてピンと来ないけど。
7月1日―よくある「今日は何の日」などを見たら、1858年にダーウィンが進化論を発表したり、1946年にはアメリカがビキニ環礁で核実験を行ったり、1971年に日本で環境庁が発足したり、生物と自然に関わる出来事が重なっていた。
ビキニ環礁での原爆実験はその後も何年か続けられ1954年の実験で日本は戦後再び核の恐ろしさと直面し、これがきっかけであの映画「ゴジラ」が作られた。
ちなみに進化論には「ゴジラ」の登場は書かれていない。(当たり前だ!)
1971年は工場の廃棄物処理汚染や自動車増加による排気問題など「公害」が日本で大問題になり、ゴジラは「ゴジラ対ヘドラ」という核のモンスターと公害のモンスターが対する作品として登場した。
環境庁が生まれる必然があったのも理解出来る。
現在また日本は原子力問題の真っ只中にいるし、そしてそこにも関わってくる自然破壊問題の声も高まる中、ゴジラが登場してまたしても人間に教訓を教えないといけないのかも?
ゴジラはもちろん架空の物語だが、核も公害も全て人間のエゴがもたらした産物。
やはり人間こそが宇宙で最強のモンスターだと思わざるを得ない。
夏になると、怪談ものやホラー作品がお決まりとして紹介され、それを見ては「怖い!」、「キャー!」とか「ギャー」とか悲鳴すら上げるが、いつだって人間の方が怖い。
下手なオカルト映画を見るより、ニュースを見ている方がそれはそれは恐ろしい現実が起こっている。
ゴジラやお化けより、私たち人間の方がよっぽどモンスターなのだと自戒した日でした。