何やら、北朝鮮の「人工衛星」名目の長距離弾道ミサイルの発射実験が明日の12日から5日間の予告期間に入るとのこと。
人工衛星であって欲しいが、それ以上に願うのが「ちゃんとした代物」であってほしいということ。
なんか、安っぽい感じで、狙った飛距離まで届かないとか、軌道を逸れてあさってな方向へ飛び、日本の内地に落ちないでほしいよ、ホント。
沖縄では、ミサイル発射確認とともに注意を喚起する放送アナウンスの試験を続けるも、不都合が多発しているとマスコミは報じた。
注意喚起の放送と言うと、昨年の東日本大震災以降よく耳にする地震発生速報の警報音―あの“トゥリン、トゥリン!”という音があるが、実は「国民保護サイレン」というのもある。
先日、民放テレビのバラエティ番組でそういのがあると初めて知った。
これは、まさしく他国からのミサイル攻撃など航空攻撃が起きた場合や大規模テロやゲリラ・特殊攻撃が始まったような状況で流すというもの。
まさに、北朝鮮がミサイルを日本に発射したら私たちは放送・通信を通して耳にしてしまう音だ。
番組では、むやみに流せるものではないのでということで、放送はしなかった。
しかし、今はYou Tubeに何でもあるもんですね。
発見しました。
文字通りサイレン音を微細な計算の上で作ったもののようだ。
地震警報の音とともに、この国民保護サイレンも、老若男女問わず聞き取れる周波数、音の高低、音質、また緊急注意を促しながらも聞いた人が異常な不安やパニックにならず、冷静を失わないようなサウンド、等々、実はかなり色々な規制がある中で作られた音らしい。
この音、NHKが伊福部達さんという方に発注したもの。
そしてこの伊福部達さんは、あの『ゴジラ』のテーマ曲を作った作曲家、伊福部昭氏の甥である!
万が一、ゴジラが日本上陸するとしたら、やはりこの国民保護サイレンが鳴るのだろうか?(笑)
しかし、今の日本において一番怖ろしい音と言えるだろう。