トイレのドアくらい閉めて出やがれ!! | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

新年、早々気が立ってます!(苦笑)


昨日、高校~大学と一緒で2年前に地方へ越してしまった親友が急遽東京に出てきたので、昼メシでも食おうと会った。
このブログでも前に触れたことがあったが、彼は癌を患い、月に一度10万円もかかる抗ガン剤を投与しないといけない状態だったこともあり心配していた。
奥さんもまだ小学生のお子さんもいるのだから尚更である。

彼とはその東京を離れる直前に会って以来だ。
2年ぶりである。
せっかくなので、彼の住んでる地方には無いような店へ入ろうということと、元来彼は洋風が好きなのでハワイアン・フードの店に入った。
で、まあ、お互いの近況報告~昔話に花が咲く。
彼が今住んでる地方の町では全てが自動車移動なので、外で酒を飲むことがまず無いとのことで、この日の彼は「飲もう、飲もう」と能動的。
が、しかしハワイ・テイストの店なので、カクテル的な飲み物が多い。
私はあまりカクテルは詳しくないので、2杯目以降は彼が頼みたいものと「同じ奴を俺にも」と彼にオーダーを託した。
3杯目で、彼が「ブルーハワイを2つ」と頼んだ。
すると、ゴツいカクテルグラスで、その淵にオレンジやグレープフルーツなどがお洒落に飾られ、挙句ハイビスカスの花と花火までデコレートされた状態で登場。
おっさん2人のテーブルに、派手な登場だ。
周囲の目が全てわれわれの方に向く。
いやはや、恥ずかしい・・・。(苦笑)
そんな状態の中でも、互いの近況報告や昔話に花が咲き、楽しい時間が過ぎた。

店を変えてコーヒーを飲もうということで、近くにあったチェーンのカフェに入った。
ここでも話の続きで盛り上がる。
2人が座った席がトイレの扉の前の席だった。
すると、一人の若者がトイレへ入り、そして出た。
トイレのドアを開け放しにしたままだ。
「用足したらドアくらい閉めてけよ。」とついぞ声に出たが、その若者には聞こえなかったのか、そのまま外へ出た。
しばらくするとまた一人トイレに入った気配。
もちろん、出てきた気配。
そしてトイレのドアはまたも開けっ放し!
ん?
2度連続だ。
さすがにムッとして「閉めてけよ!」と声を出した。
付近のテーブルの客たちが私のほうへ向く。
そこで初めて私はその出て行った男を見た。
ブロンドヘアの外国人だった。
私の日本語は店内に空しく散った…。
それを見て、私の方に視線を向けた人たちが一気に苦笑した。。。

クソー!
用を足したら「トイレのドアくらい閉めて出やがれ!!」
新年早々から嫌な出だしだよ…ったく!(苦笑)