「リアルスティール」試写記 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

昨夜、映画『リアルスティール』の試写会へ行った。
初めて、ウォルト・ディズニー・ジャパンの試写室へ入った。
100名くらいの小じんまりした、雰囲気の良い試写室。
でも、この試写には40名くらいしかいなかった。

さて、映画は近未来の設定で、その時代は人間同士の格闘技が禁止され、ロボットによってよりもっと過激なバトルをリングの中で行いそれが大人気である、というのが話のベーシックである。
主人公は、自身が元ボクサーで現在はロボット・バトルのオーナーながら、貧乏で、大穴狙いの勝負にすぐ乗っかりさらに借金を増やすという悪循環の生活を送っているダメ男チャーリー。
そんな時、前のガールフレンドとの間に生まれた11歳になる男の子マックスを突然預かる羽目になるのだった。
ある日2人は、スクラップ場で旧式のスパーリング用ロボット“ATOM(アトム)”を拾う。
もちろんオンボロ・ロボットなのだが、最新のバトルロボットより打たれ強く、人の動きを真似する「シャドー機能」を持ち合わせていたことから、このアトムの活躍により、2人はロボット・バトルのメジャーシーンのトップに君臨する「ゼウス」との大一番を迎えるところまで躍進する。
そして…おっとここからはロードショー前なので伏せておきます。(笑)

ロボットの名が「アトム」、子供がロボットを操縦する…まるで「鉄人28号」、「ジャイアント・ロボ」と幼少期、そしてテレビアニメの黎明期に自分が夢中で見たアニメのような設定・ストーリー。
途中、何度も日本語が出てくることもあり、悪く言やぁ「パクリ」、良く言やぁ「敬意」を覚えるのは私だけではないと思う。
制作総指揮がスティーブン・スピルバーグとロバート・ゼメキスというハリウッド映画の2大クリエイターなので、日本アニメの影響を受けているのは間違いないはず。
主役のチャーリーはヒュー・ジャックマン、マックス役はダコタ・ゴヨ。
やはり日米とも子役の演技力と可愛さの力は強く、このダコタくんの存在が映画を引っ張っていた。
あと、ロボットのCGはもはや普通の人物撮影と何の遜色もなくフツーに溶け込んでいた。
このあたりの技術は映画制作では、もはや当たり前のことなんだろう…すごい。

かつて、「鉄腕アトム」、「鉄人28号」などのアニメを夢中で見ていた世代の元子供で今や父親になった人へ。
ここのところ子供にかまってあげられていなかったら、子供とゲーム感覚に気軽にこの映画を観に行って、父子の思い出にでもするきっかけにどうでしょう?

映画は12月9日より全国ロードショー。
詳細はこちらで。
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-リアルスティール①
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-リアルスティール②