前スレッドで、3つ前の会社の話を記したが、今回はさらにもうひとつ前の会社の話。
その会社は、私が始めて勤めた企業で、元々は学生時代最後のバイト先でそのままずるずるといて契約社員となってしまった。
その分野の企業では大手で、組織変更、人事異動なども2年毎くらいにデカイ動きがあり、私自身も何度か部門の形態が変わったり、異動で動いた経験がある。
その中でも2年いたかどうかの部署の中の数人と昨夜飲んだ。
あの頃、それぞれ大変だった話も、もはや笑い話。
増して酒の席ともなれば尚更。
バブル期にはまだなってなかったが、バブルに向かう頃だったし、その会社もすこぶる好調で外国企業まで買収するほどだったので、経費なんてほとんど何でも会社で通っていた。
私は、まだ若造だったので経費もそれほど使うことはなかったが、同席した先輩曰く「あの頃は、毎週末20万円くらい仮払いして飲んでた時があった。」と暴露。
「だって、あの頃よく行っていたあのバーから“今月のご請求が100万円越えるんですが、よろしいですか?”って訊かれたこともあった。」という話まで…。
マジ?いやぁ、信じられない!と言うか今じゃ有り得ない話。
おまけにその頃、タイアップ、コラボなどの他社商品との協力関係を結び、市場認知を計る手法が増え、その部署にはその流れで、缶ビールの山とメンソールたばこの山があり、他の部署の人が夜になるとフリーで持って行くほどだった事もあった。(!)
いい時代と言えばいい時代だが、悪しき時代とも言えそう。
最後は、今だから「愉快な時代」として「愉快な人や出来事」だったと皆、納得。
裕福とはまでは言わなくとも、やはり余裕があると、仕事も精神もスムースでいられると実感。
そして1人3000円ぽっきりの精算で、居酒屋を後にしたのでした。(笑)