かつての同僚が佇まいも新たに仕事を始めたので、何か連動して出来る仕事があれば、という話で、昨夜、下北沢で会うことにした。
話の前に軽くラーメンでも啜ってからにしようと、自宅で下北沢のラーメン屋情報を見ている中で気になったのが「一龍 」というお店。
いかんせん、スープの色が独特!
「黄金のスープ」と紹介されるようで、確かに金色に近い。
店に到着すると、正直ちょっと臭く感じた…、それが豚骨系スープからくる匂いか、はてまた別の匂いなのか…?
店内はカウンターだけで、普通の町に古くからある感じでテレビをつけていて、オヤジ一人でラーメンを食べるには安心して食べられる佇まい。
ともかく「中華そば」を頼んだ。
写真のように金色のスープに薄いチャーシューが4枚、最初から紅しょうがも乗っている。
すぐスープを一口啜る。
豚骨系スープのコクがあるが臭みは無く、鶏ガラスープの風味もする。
味は醤油のような塩のような、とにかくウイスキーで言うなら「ブレンディッド」という感じで研究して作られたものなのだろう。
なかなか美味い。
麺も、豚骨系だと九州のように細いか家系のように太いかの2パターンが多いが、どちらかというと北海道ラーメン系のようなちょっとの縮れとプリッとした食感。
これは確かに珍しいラーメンだった。
食べていると、カップルが2組くらい入店してきて、女性の支持も得られる味なのだろう。
また下北沢に行く機会には食べてみたいと思った。