昨日、前の会社で仕事をしていた仲間が企画したイベントに顔を出してきた。
場所は浅草。
内容はスウェーデン・スタイルな小物、飲食、映画などを紹介するというもの。
会場は、雷門がすぐそばにある古~いビルを白いペンキで塗り替えた建物で「LION」というらしいが、ビアホールの「LION」とは無関係のようだ。
古き昭和の名残が残っていていい雰囲気だ。
最近は、エコ、政治、ライフ・スタイル、ファション、etc…、で日本でも注目されている北欧の国「スウェーデン」であるが、やはり女性人気が高いのと、この企画も女性だったので、女性のお客さんで盛況だった。
そんな中でおっさん一人でいると、やはり浮いてます。(笑)
居場所を求め、カフェ・フロアの隅っこで1人「リンゴンベリー・ソーダ」を飲むのも、端から見たら変な絵だろうに。(苦笑)
そこへ知人の一人が気を遣って、「この後、映画の上映があるから観においでよ。」と声をかけてくれた。
87分という手ごろな時間の上映作品だと言うのでOKした。
映画は「ダブルシフト」という若い夫婦が初めて親となり、子育てに奮闘する模様を描いた作品
女房・子供もいない私が観て果たしてどうだったのか…。(苦笑)
コミカルでヒューマンな切り口なので、さらっと観れた。
でも、やはりここでもおっさん一人で観てる絵は変だったろう。(笑)
スウェーデンは人口が少ないようで、男女とも働かないと国税が徴収できない国だと聞いた。
そして重税。
その代わり、社会保障は完璧。
そんな国ながらも、奥さんとバトンタッチして子育てをする若いロックバンドのお父さん(本業はタクシー運転手)の大奮闘記である。
個人的には大きな問題が2つすぐに解決してしまうのは納得が行かなかったが、これもスウェーデンの国民性か?
はてまた、エンタテインメント性重視ゆえか?
とは言え、全体的な印象は決して悪くない。
この映画、日本では上映委員会があるようで、「子育て」、「男女共同参画」、「男性育児休暇」などをキーワードに社会的見地から上映されているそうです。
いやぁ、まさか浅草で、スウェーデンな、子育て映画、を観ることになるとは思わなんだ。