ここ何日かテレビに釘付けでした。
そうプロ野球日本シリーズです。
そしてついに、昨日2010年のプロ野球「日本シリーズ」が決着となりました。
延長戦を千葉ロッテ・マリーンズがアウェーにもかかわらず逆転勝ちだというスゴイ結末。
ペナント3位というランクから日本一を手にするなんて、いやぁ~、マリーンズ恐るべし!
正直、私は3位はファイターズになると思っていたので、いやはや御見逸れ致しました。
大体、7戦中延長戦が3試合、うち記録塗り替えの5時間43分という最長試合時間があり、下手したら第8戦まで行なうところだったんですから!!
こんな凄い試合が出来たのは、ドラゴンズとマリーンズだからかと思います。
両リーグの順位が決まった段階で、野球好きの知人と話した際、私は面白いのは絶対「ドラゴンズ対マリーンズ」だと言っていたのですが、ここまで面白い展開になるとは思いませんでした。
ジャイアンツ対ホークスならこんなにならなかったでしょう。
(ただ、注目度はもっと高かったでしょうが…。また、地上派テレビの放送も多かったでしょう~日本シリーズの地上派テレビ放送が無いなんていうのも時代ですな。。。)
以前早慶優勝決定戦のことを書いた際 に、最後に「落合采配vsマリンスタジアムの妙」が見所と書いたのですが、意外や「西村采配vsナゴヤドームの妙」であったのも面白かった。
ナゴヤドームのマウンドって慣れないピッチャーには結構厄介なマウンドなんですね。
中日落合監督も「強さを感じさせなかったのが相手チームの良かったところじゃないか。表面に出る強さと感じさせる強さは別物」と振り返って分析したが、その通りだと思う。
マリーンズはとにかく大柱が無いのだ。
投手で言えば確かに成瀬投手なのだが、まだ絶対的かと言うとそこまでではないと思うし、攻撃力で言えばホームランバッターはいない…強いて言えば大松選手なのだが第1戦で怪我をして脱落。
あとは西岡の出塁率、井口と里崎の長打で返せるか、と読んでいた。
挙句、シリーズ前に西岡は大リーグへ行くと公言するし。。。
(あれはキャプテンと言う立場からすると軽率で浅はかな行動だと私は非難します。)
しかし、マリーンズは主役が試合ごとに変わるので、落合監督をしても読みにくいチームだったと言うことだ。
6~7年前がピークだったかな?良く、晴天のマリンスタジアムへ観戦に行きました。
正直、やはりスタープレイヤーはおらず、熱き投手ジョニーこと黒木投手くらい。
でも、ファンがすごく良かったので、ファンの応援を見てるのが楽しくなったくらいだった。
今回もナゴヤドームで9割5分はドラゴンズ・ファンの中で、そのドラゴンズ・ファンの応援に負けないくらいの声援はテレビ越しでよく判った!
私の老母など、声援が大きくて「解説者がはっきり喋らないと何言ってるか判らない!」と言い出すほど。(笑)
今回、両チームとも中継ぎが良かった!
ドラゴンズの浅尾投手、マリーンズの内投手。
素晴らしい活躍です。
私の独断と偏見によるMVP選手はこの2名です!
そして優秀選手に大松の穴を埋めた岡田選手(マリーンズ)と大活躍の大島選手(ドラゴンズ)にあげたい!
それにしても本当にこんな面白れぇ日本シリーズは見たことなかった!
やっぱりまだまだ日本の野球は目が離せないなぁ!!