今日こそ、今年の夏日の最後だろうと報道されている。
そんな今宵は十五夜です。(明日は「秋分の日」ですよ、もう~。)
十五夜と言うと、満月には兎、縁側にはピラミッド状に詰まれた団子とすすき。
これが、古くからイメージされる絵だろう。
この十五夜の意味、旧暦8月15日に行なうところから来ている。
また、「芋名月」とも言われるそうな。
これは、里芋をお供えするので、そう呼ぶそうだが、あれ?今まで里芋なんて供えたの見た記憶が無い…。
そもそも、私の家では十五夜のお供えをした記憶はあまり無い。
だいたい、あの丸いお団子を何故?あのようなピラミッド状に積み上げるのか?
テレビなどで十五夜のイメージは何度となく見たが、うちでやったことは殆ど無かったはず。
十五夜と言うのは、日本人が故のイベントらしい。
それは、
1、日本人は満月を大事に思う。
2、農耕民族である。
という習慣と言うか生き方と言うか、歴史があるからだそうだ。
まず、満月を崇高に思うとともに暦や天候を読んでいたらしい。
また、農耕民族であるので、秋の収穫が大変重要である、この辺りが「十五夜」のお供えの起因だ。
今宵、中秋の名月でも眺めながら、おそらく今日で終わる夏を見送り、これまたおそらく明日から来るであろう秋を迎え入れるのも“オツ”かも知れない…。