この5月4日には、懲りもせずに神宮球場へ東都大学野球を観に行った。
ちなみにこの日は第一試合が国士舘vs亜細亜で、第二試合が東洋vs中央だった。
六大学野球は外野席も開放するので、外野へ\700で入場できるのだが、東都大学野球は内野のみで\1,300の入場料。
約2倍の高さになってしまうのが玉にキズ。
なので内野席で観ていたら、外野席にひとりポツンと座ってる人がいるではないか!
ん?どう見ても、一般の人が紛れ込んで見ているようにしか見えない。
しばらく試合を観ていても全然スタッフが注意に来る気配もなかったが、だいぶ経ってやはり係員が来て連行されていった。(笑)
さて第一試合はと言うと、亜細亜大学の東浜という投手がなかなか良い感じで試合を進めていて、8回まで3-2で亜細亜大1点のリードという好展開だったが9回に亜細亜大が連続ホームランで一挙に勝負を決めた。
東都大学で面白いのは野球以外に「応援席」がある。
部によっては、応援団、チアリーダー、吹奏楽部、他にも在校生がどのくらい来るか、付属高校を持ってると高校生が応援席にずらっと並んで座っているとか、etc…。
第一試合の亜細亜大は、応援部、チアリーダー、吹奏楽部もいて華やかだったが、国士舘は付属高校の男の子と7人くらいの有志。
メガホン片手に高校生たちが声の限りに応援していた。
第二試合は、中央大学は亜細亜大同様にフル装備で応援。
東洋大学はチアガール(と言ってもまだキャリアが浅いのか派手な動きは少ない。)6人くらいと、2人の男子学生。
この2名の男子は応援部なのか、吹奏楽部なのか、たった二人で楽器を演奏するわ、声を出して応援をリードするわ、で大活躍!
上記写真で座ってトランペットを吹いてる子は左手でスネアドラムも一緒に叩いているのです!!
ちょうど5年前に初めて観た東都大学野球も東洋大学の試合で、たった一人の応援部員が一所懸命に応援していて、前にこのブログでも紹介した。
東京六大学は応援団もチアガールも吹奏楽部も自分たちのメインステージでもあるのだろうか、どの大学もフル装備で来るが、東都大学は応援する側の「差」が如実に出る。
闘っているのはフィールド内だけでなく応援席同士もそうである。
多勢に無勢で闘う姿に心打たれることもある。
第二試合が始まってしばらくすると、携帯が鳴った。
実はこの後に会う約束をしていた方からで、「与野本町」17時という約束だったが、少し早めに来てほしいとのことで16時に行くことになってしまった。
電話越しに「何やってんの?あれ!野球場か、お前!!」と鋭く電話越しの歓声を聞き分けた!
「何観てんの?」と訊かれたので「東都大学野球で、今、東洋大と中央大の試合が始まったところです。」と言うと、「あれ、どっちかの大学にすんげえピッチャーいるぜ!」と言う。
この知人、大の高校野球ファンで、プロ選手でも名前を言うと「お、○○高校で甲子園準決勝まで行ったやつだろ?」という答えが来る。
この日は、東洋大学が乾投手、中央大学が澤村投手の先発だったのでそう告げると、「おお!澤村だよ、すんげぇーのは!今年一番の目玉だと読んでる。間違いなくスカウトだらけぞ、今日は。」と言うし「東洋大の乾っていうのも結構いいピッチャーだよ。」と言う。
そうなのか、と思い試合を観てると、中央大の澤村投手の試合中に表示されたスピードガンに157kmと表示されたではないか!!
大学で157km投げるなんて聞いた覚えがない!
その上、いい意味でふてぶてしいというか、自分の強みをきちんと理解して投げてるような感じがしてならなかった。
ずっと観ていたかったが、3回くらいまで観て、埼玉県まで移動する。
16時ちょっと前にJR「与野本町」駅に到着。
実は、知人の老齢の母親が入院していたがようやく退院できるようになって来たのだが、当然、介護が必要なので、実家の中を介護ベッドを入れたり、家の中を動き易くするため、介護士等が来て作業が出来るように、実家を掃除したいというので手伝うことになっていた。
古い家で、昔の人なので細かいものが沢山ある。
増して、老齢になったので、取っておいてあるものの殆どは使わない。
なので、不必要なものを捨て、必要なものを残し、足りないものを購入した上で、大掃除をするという一大イベント!
4日はまず病院へお見舞いに行き、ご自宅へ行き、やるべきことを確認して、知人宅に泊まった。
(実家と知人宅は車で15分くらいの距離で別々に暮らしている。)
そして本日。
知人は「日刊スポーツ」を取っているのだが、一面は昨日観た東都大学の澤村投手が一面で紹介されていた!
いやぁ、凄い。
やっぱりプロ野球のスカウトたちが相当来場していたようです。
それはそうと、そこそこにして朝から大掃除のために移動。
開始早々、そりゃもう埃まみれ。
昨年ご主人に先立たれたのだが、ご主人がノラ猫に餌付けして、餌やり場やトイレまで作ってあげていてそれらがもう臭くて参った・・・。(苦笑)
朝の8時すぎから結構なペースで片付けを知人と二人だけでこなしていく。
13時を廻ったので、買い物ついでに昼メシ。
知人が「最近知ったんだけど、昔からあるような寂れたラーメン屋を見つけたんだけど、いっつも混んでるようで、待ってる人もいたことがあってさー、ちょっと一人で初体験する勇気ないから一緒に行ってくれよ。」と頼まれる。
寂れていて美味いところっていうのはどうにも魅かれてしまうので行ってみた。
本当に、寂れたと言うか自分がガキの頃にあったラーメン屋(と言うか町の中華定食屋)という佇まいなのだが、店先のちょっとしたスペースに乗用車が2台も停車している。
中へ入ると、老夫婦が二人だけでやっている、まさに「昭和の中華定食屋」に他ならないという感じ。
「みなみ 」というお店。
ラーメンは\400ですよ!!
メニューに「ラーメンと半チャーハン」、「チャーハンと半ラーメン」、「ラーメンと半カレーライス」、「カレーライスと半ラーメン」も全て¥800で対応すると書いてあったので、知人と二人して「ラーメンと半チャーハン」を頼む。
しかし、頼んだあとメニューをよく見ると、「ラーメン\400」、「チャーハン\550」とある。
ってことはラーメン2つとチャーハン1つ頼んで2人で分けたら一人当たり「675円」じゃん!
セットで頼んだ方が損だったと気付く…。(苦笑)
出てきたラーメンはガキの頃に「美味いラーメン」と言われたタイプの味!
麺はちょっと軟いがスープはちょっとだけしょっぱめで、とにかく懐かしいラーメン。
まさに「昭和」の味でした!
チャーハンも同様。
他のメニューも食ってみたくなりました。
でも「マグロブツ定食」とか「イカサシ定食」という刺身も扱っていた。
あと「鳥の皮揚げ」という「から揚げ」ではないメニューも。(笑)
そしてコカコーラが\100!安ッ!!
そんな昼食を終え、一気に片付けて16時終了!
知人宅に移って乾杯してお開きとなりました。