東山植物園

昨年 11月に訪れた時に目にした シラタマホシクサは

花はそれなりでしたが 葉・茎が茶色くなっていたので

良い時の状態が見たいと 久しぶりに訪れました。

 

東海4県の湿地帯で見られる シラタマホシクサ

細い細い花茎の上に7mmほどの白い球状の花を付け

少しの風にもゆらゆらと可愛い姿が見られました。

 

 

金平糖に似ています

故に 金平糖草とも …

 

数本しか見かけませんでしたが 存在感がありました

スイラン(水蘭)

 

サワシロギク(沢白菊)

 

 

サワギキョウに止まるのは  ↑ ツマグロヒョウモン 

   白い斑点が丸く並ぶ  ↓ チャバネセセリ

 

 

園の方が 「シモバシラの花が見られるよ」って

この時点で

【花って 】と 今そんな時期じゃないしと そんな知識

しかありませんでしたが …

【源氏の庭】と名付けられた一角でこんな可愛い花が

見られました。

 

 

霜柱(氷の花)

今 白い小さな花が咲いていますが やがて枯れ その枯れた

茎の根から吸い上げられ水分が茎の途中からしみ出て外気に

触れて凍り付き まるで花を咲かせたようだということで

霜柱と命名されたとか。

ただ

雨・雪が降ったり風が強くても出来ないそうです。

 

 

シモバシラ

学名の【keiskea】は 幕末から明治にかけて活躍した

名古屋市出身の本草学者・伊藤圭介の名から付けられて

いるそうです。

【おしべ・めしべ・花粉】といった言葉を作った

理学博士です。

昨年は生誕220年だったそうです。

東山植物園には 【圭介の庭】がありますが 

【10月の花マップ】には 見頃の花はないようでした。

 

此処で もう一つ情報を

昨日 アサギマダラを見たよって …

「でも 今日は分からないよ」確かにです。

あれは 幻かって 否  浮遊していました一頭

望遠レンズを付けた鳥撮りさんと7~8m追っかけました

「止まらないから駄目だね」と 

残念というかまぁそんなものでしょうね。

 

アサギマダラは 中国産植物園林

竹林のすぐ横に咲く ミゾソバ(溝蕎麦)に止まっていたそうです。

 

 

蕎麦の花に似ているような 可愛い花でしたが 【水湿地の溝の

そばに咲く】と言うことで名付けられたとか。

 

 

此処へは 2018年12月

メダケ(女竹)の花が咲いていると言う情報を得て訪れ

ボランティアガイドさんに案内を乞い訪れて以来です。


                2018年12月15日撮

案内無しではとても見つけられなかったでしょう 竹の花

60年とか120年目とかにしか咲かないと言う貴重な花を

見ることが出来ました。

 

F

                           2010年6月 富士竹類植物園にて

園の方が 蓬莱竹の竹の花だと (蕾かな)

 

ミゾソバにアサギマダラは 期待薄

その先に進むと コバノランタナ には群れ飛んでいるのは

ツマグロヒョウモン

多く見掛けるのは ♀ ですが  を撮りました。

 

 

ヤマトシジミ 

 

東山植物園の温室 

前館5棟は1936年(昭和11年)建築で日本国内に残存する

最も古い公共温室です。
 

 

2006年(平成18年) 国の重要文化財(建造物)に指定され

2013年(平成25年)から2020年(令和2年)にかけて保存修理し

翌年 リニューアルオープンしました。

 

 

左側から

多肉植物園・西花卉室・ドーム型の中央ヤシ室・東花卉室・香りの有用植物室

 

                    今回は 温室内には立ち寄らず動物園へ