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子育て*自分育て*親子のこと〜公認心理師目指して勉強中です〜

公認心理師を目指して大学で勉強中です!
7歳の男の子と5歳の女の子を育ててます。




大学の心理学部の
スクーリングの授業で 
魅力的な先生に出会いました。
 


受講生の多くは社会人なので、
スクーリングは主に土日で、

各科目につき1限から12限までを
丸2日間、朝から夜まで
一気に受けるんですが

(しかも2日目の最後には
論述試験まであって
帰りはもう抜け殻状態)




その日は授業を受けに教室に着くと
もう先生が来ていて、
教壇で準備をされていました。





私はその姿を見て
あ、今回の先生は女性なんだと
思ったんです。


結構若い先生だし、
優しそう。


ロングスカートがお似合いの
ナチュラルな感じの女性。




その日は難しい科目だったので
先生の感じだけでまず、
とりあえず良かったーと思いました。





ところが授業が始まって
レジュメを見ると

あれ?名前が男性だ…。




ん?よく見ると、あ、
骨格は男性なんだ。




けど女性の格好で、
髪型も服装もアクセサリーも、
そして話し方や仕草も全部
女性そのものなんです。



普通に、可愛いんです。
 


なのでとりあえず
今日の先生はうん、
女性なんだなと
思い直しました。





最近ではトランスジェンダーなどの言葉を
よく聞くようになったけれど、

私は先生のような人と接するのは
ほぼ初めてでした。





やっぱり最初は頭の中に
色んなはてなが浮かぶんです。

自分の中でどう受け止めたら良いのか、
揺れる部分もある。




ただ色々想像しだす自分に
あ、私失礼だなと思う瞬間もくる。



個人のことにそれほど好奇心を
持ったり詮索したくなる気持ちは
失礼だなぁと。





他の受講生さんたちにも多分
はてなが浮かんでいる人はいたと
思うけれど、皆さん大人なので
ヒソヒソ何か言ったりは全くせず。





そんな感じで授業が始まったのですが、
その後先生の可愛い印象は
良い意味で裏切られていきました。





基本先生は可愛い。


生き生きしていてパワフルで、
表情豊かで、

特に目が少女のようなんです。
キラキラしてる。

そして語尾には全部
♡がつく感じ。




ただ授業で強調したい部分になると
声が太くなる。


多分使い分けて、皆を笑わせてくれる。




授業の内容はよく脱線するんですが、
脱線と見せかけながらも気づくと全部
授業内容につながってるすごさ。

エンターテイナーな先生です。





ただし、指導に入ると
先生の別の一面が。




その科目は心理の中でも
実験系の理系な内容で、

基本文系な心理学部の学生たちは 
ほぼ全員苦戦するそうです。

私なんてもう
苦戦なんてレベルじゃない(T . T)




先生はその理系科目が専門で、
しかも国立大学から来ている
秀才なんですね。




練習問題を解いたり指導になると
理系男子の要素全開になる。



しんらつ。
容赦ない。


理屈全開。




何より先生のそういう時の目は

こにくたらしいというか、
いたずらっこというか、

挑戦的な男の子の目に変わるんです。





けれど私はその目の変化で、
先生のことが好きになりました。


正直な人なんだなと
感じました。





先生は自分の色んな面を
全然隠さない。


多分色んな、が
人一倍ある方なのかもしれない。




自分ができること、
優れていることは
どんどん話すし、

もちろん失敗談も面白おかしく
話してくれる。




ご自身の格好の話には
一切触れなかったけれど、
あえてそれを話す義務はないと思うし、

女性の格好を
したくてしていることは
隠していない。






可愛い時もしんらつな時も
とにかく生き生きされていて、

人ってこんなに自由でいいんだ、

こんなに可愛くていいんだ、

できることはできるって
胸張って言っていいんだ、

ちょっと意地悪なとこあったって
いいんだと

教えてもらいました。





私も正直に生きたいな。

私も素直に生きたいなと
思いました。





それに、

人は自分らしく生きてるだけで
誰かに影響を及ぼすんだなぁ、とも。






先生みたいに可愛く言ってみたいと
思いました。

先生に会えて良かった♡




先生を思い出すと
元気が出ます。




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「わたしは傷を持っている。

でもその傷のところから、

あなたの優しさがしみてくる」



詩人の星野富弘さんの言葉だそうです。
新聞の投稿欄で知りました。

大好きな言葉です。




生きていれば何かしら傷つきます。

その傷を直視することは悲しいこと、
痛いこと。



悲しみなどの感情を
素直に感じることは
何度でもしんどい。



なので自分の感情と向き合えなくて、
見たくないものには蓋をして


正義を振りかざしたり
怒り続けたり
人に八つ当たりする人がいても

それは仕方ないことだとも

心底思ってきました。




けれど傷ついたからこそ、

悲しみから目を背けないからこそ、

人の優しさがしみるということも

本当に本当にある。




自分の話を聞いてくれる人、

自分のために時間を作ってくれる人、

気持ちを受け止めてくれる人が


いてくれること。




それは振り返れば
悲しかった出来事以上に
尊いこと。




なんのために悲しむのかと
嫌になる日が多くても、

それは人の優しさを知るためだと
今は自分に言えます。



感謝です。



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小学生になった息子の
登下校にドキドキしたり
提出書類をたくさん書いたり、

新一年生の母、今月は
気忙しく過ぎました。




息子が自分でお友達を作ったり
関わりを築いていることが

頼もしくて、嬉しくて、

親の方が置いてきぼりに
なるような気がするくらいです。



宿題は私が言う前にちゃんとやるし
(心底驚いた)
給食もよくおかわりしているそう。



恐らく私の子ども時代とは全然違う。



私は集団生活が苦手で
給食を食べるのも遅くて
(というか少食で)
昼休みの掃除の時間にも一人だけ
食べ続けているような子どもでした。




別に息子の姿はごく普通なんだと 
思いますが、私からしたら
この子すごい。


普通のことを普通にできるって 
すごい。


他人事のように感心するというか
変な親バカです。




何より嬉々として過ごす息子が頼もしく
この子をただ信じようと改めて思います。




この春から息子がやりたがっていた
運動系の習い事も始めました。

それにも生き生きと通っています。

そして練習の間は恥ずかしいから
絶対に見ないでと。帰ってと。


去年まではママママ絶対見てて、
という子だったのに。




小学生になってグッと
成長したようです。

こんな日も来るんだなぁ。




ちなみに4歳の娘は息子と性格が
正反対なので、娘の入学時は
また違った感じだろうな(^^;





子どもたちを見ていると、

あぁ幸せでいてほしい、

という思いがこみ上げてきます。




その気持ちが幸せすぎると
時々ふと不安になります。





幸せであるほど
子どもたちが愛おしいからこそ

子どもたちの笑顔が失われること、

交通事故や病気や仲間外れなどが



怖くなる。
想像すると心底ゾッとする。



笑顔を失わせたくないと
不安になる。




そうすると先回りして
心配して手を出したり
口出しする自分の姿が眼に浮かぶ。




けれどそういう気持ちは
親の心配という名の
親都合のコントロールにも
なってしまうから…




その加減が難しいけれど、

最低限教えること以外は

ただ子どものことを信頼する。
信頼したい。




それが難しい。
完全にはできない。





けど信じよう。


子どもが自分でもっている
力や喜びや可能性は

私が思っているよりずーっと
大きいのだと思います。


自分の不安や願望を押しつけるのは
やめよう。

自分の不安は自分で解消しよう。

自分の願望は自分で叶えよう。




子どもたちの横で 
私もたくさん楽しんで
たくさん失敗して

たくさん子どもたちと
話をし続けたいです。




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今、公認心理師
(カウンセラーの国家資格)を目指して
大学の通信課程で勉強しています。



通信課程でもスクーリング
(短期間の講座)があって

そこに行くと時々
とても論理的な人に出会います。

ほんとに時々なんですが、



人の心の動き、全部言葉にできる!



人ってこうでこうでこうだよ、
人生ってこうすればいいんだよ、


私はこうして自分を変えたんだよ。


自分が変われば人も変わるんだよ!


あなたはまだ、自分の強さに
気づいてないんだよ!




特に今出会う方は社会人学生がほとんどで、
皆さんそれなりの人生経験もあるから
自分の経験や論理に誇りもあると思う。





正しい。

正しいんだけど、ずっと聞いてると
ちょっと苦しい。






強さや正しさも人生に必要だけど

カウンセリングに来る
クライアントさんたちは、

まだ自分の強さを
見つけられていない人たち。





何より自分が元患者、
クライアントなので

声を大にして言いたくなる。




欲しいのは正しさじゃないんだー!




ただ今の自分を全部
受け止めてほしいんだ。

尊重してほしいんだ。

そんな当たり前のことを
してもらってこなかったんだ。

してもらってこなかったと
思ってるんだ。

あなたの人生論を
聞きたいわけじゃないんだー!





その人たちは、どんどん人に
なんで?と聞きます。





なんでお母さんに反論できなかったの?

なんでモラハラ夫と離婚しないの?

なんでブラック企業辞めないの?

なんで引きこもってるの?

なんでそんなに憎い親と縁切らないの?

不倫はだめだよ?

家、出ないの?

なんで彼氏にNoって言えないの?





言えばいいんだよ?
そうすると人生変わるよ。





違うよー。

言えないものは言えないんだよ。





言えないのには理由がある。
その理由は人それぞれの性格や
育った環境から千差万別。




そこをなんで?の一言で引き出せたら、

癒せたら、

カウンセリング必要ないよ。





言えないところの
葛藤や苦しさや孤独感は
教科書には載ってない。





もちろんカウンセリングの
見立てのために

問いかけは必要だと思う。




ただなんで?の使い方には
慎重さがいると思う。




クライアントはその
カウンセラーの容赦ない
なんで?で、


相手に悪気はなくても
余計自分の非力さを責めて 
追い詰められることもある。





なんで?
一番自分で問いかけてるよ。

時には答えがわかってたりもするよ。

けどどうしても向き合えないことも
あるよ。





すべき、ができるようになるのは
自分の感情を本当にちゃんと
感じられるようになってから。


私は悲しい。

私は怒ってる。


そういう感情を押し込めて
出せずに生きてきた人が

感情を出せるようにするお手伝いが
カウンセリングでの
大事な最初の一歩だと
私は思います。



人の心の成長には順序があると
私は強く思います。




だめな私を無理やり
変えようとしないで。

あれしろこれしろと
指示しないで。

詰問しないで。

それじゃあお母さんが
私にしたことと
同じだよ?



カウンセリングでまでそんなこと 
されたくない。




私を支持して。
私をよく見て。


ただ、私の話を聞いて。




大学で心理学の理論を学ぶことは
すごく楽しいけど、

実際に人の心と向き合うこと、
実践に必要なことは

教科書の難しい言葉より
ずっとシンプルで原始的なことで、

そのことを忘れずにやっていきたいな…と
思います。



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久しぶりの更新になってしまいました💦

しばらく間が空くとブログの書き方が
わからなくなってきて…

ただその間も時々コメントやメッセージを
いただいて、そのお陰でまた更新しようと
背中を押してもらいました。
ありがとうございました。




3月は長男の卒園、そして今月は入学と
気忙しく過ごしてきました。

小学校の手提げ袋や給食袋など、
初めて作ってみました…!




まだ下の子も幼稚園生とは言え、
初めての卒園は寂しかった。

終わりは苦手です。

けれど卒園式や謝恩会で
お母さんたちとたくさん泣いて笑って、
胸いっぱい、お腹一杯いっぱいになったら
いつの間にか寂しさも消えていました。


満たされたのかな。


一つ終わりを乗り越えると
一つ強くなるな…とも思います。

不思議な実感です。




思えば入園当初、私は引きこもり母でした。
行動もそうだし、何より気持ちが。

ママ友ほぼゼロ、
公園もめったに行かない…。



けれど入園してからの3年で
少しずつ少しずつママ友も増え

(他のお母さんと比べたら
亀の歩みのペースだったけど…)

皆で公園で遊んだり遊園地に行ったり
お家に来てもらうようになったり…



振り返ると、こんな自分が
こんな楽しいことに参加するように
なったなんて…!

と驚くし、

何より声を掛けてくれたお母さんたちに
感謝しかない。


そのお陰で子どもたちの笑顔も
たくさん見れた。


本当に少しずつですが
周りのお母さんたちに「楽しむ」
ということを教えてもらいました。


そうして気持ちも開いてきました。




明日は入学式です。

これからの息子の小学生生活も
できるだけ支えていきたいです。



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