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謎の多い者のブログ

謎の多い者の謎の多いブログです。

 「ドクターX」にも不自然な設定はある。シーズン4(今期)冒頭で、院内クーデターのようなものが起きて、院長の竜雷太が解任され副院長の西田敏行が院長に就任するというシーンがあった。このシーンからして、どういう経過でそうなったのか説明がなく違和感があるが、その後、旧院長の妹泉ピン子が副院長に就任、というのが更に謎。普通はそういう人事はしないだろうと思う。ブログ主的には、ここを少し掘り下げて黒幕(理事長など)を登場させると違和感は消えると思うが、恐らく敢えて複雑化は避けているのだろう。もうドラマのフォーマットが定まっているので、説明抜きでも視聴者は「ああ、白い巨塔的な何かがあるのだろう」と納得してくれる。


 医療ものとしては、今期「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」(タイトル長w)もあって、こちらが医療ものとしては正統派に近い。しかし、「チーム」と言いながら、吉田羊と吉岡里帆だけで勝手に突進してしまい、紆余曲折しながらも正しい確定診断を出してしまい、他のキャストがほとんど診断に寄与していない。そこに医療用語がこれ見よがしに飛び交うのが寒く感じる。吉田は脇役で主役を喰う存在感を見せ、ブログ主もお気に入りではあるが、こうやって主役を務めると主役兼脇役の立ち位置になって来て、一人芝居を見ているような気になってしまう。このあたり、対立軸がしっかりしているドクターXとは対照的だ。もっとも、今のご時世で8%台が取れているのは、コスパ的には良好でTV局側は好印象と思われる。

 

 

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 的を射た突っ込みも勿論ある。「Chef~三ツ星の給食」初回の食中毒の下り。こういう事件を起こしたら保健所含めて行政機関が調査に入って原因究明を図るのは当然だし、料理長の天海に責任を押しつけるにしても、オーナーの責任は消えない。店の信用も簡単に回復するとは思えない。本人がいくら否定していても、食中毒の疑いがある状態で給食の調理師に招くという小学校の選択にも違和感がある。

 

 子どもと大人の味覚が極端に違うのも説得力を欠くし、天海に面と向かってマズいと言う子どもたちを窘めない教師もおかしい(堀口ひかるは可愛かった)。逆に、そんな衣を着せぬことを言う小学生なら「食中毒が怖いし」くらいの悪態は付くだろう。ひたすら落ち込む天海があっさり立ち直り、数日の内に子どもたちに上手いと言わせる料理を作れるものか?

 

 この辺の嘘っぽさがどうにも気になって、もやもやした感じのまま初回放送が終わった(^_^;)。数字も8.0%と振るわなかった。2話は7.0%と下がっており、昨日放送の3話で下げ止まりしない限り、打ち切り(1話短縮)の恐れもある。小泉孝太郎のネネちゃんのママを思わせるサンドバッグ打ちなど見せ場はある(そうなのか?w)し、企画自体は面白いと思う。

 

 宝塚時代の天海祐希は、入団1年目に主役、4年目で2番手、7年目にはトップスターという異例のスピード出世を果たしている。天海の立ち振る舞いが画面に映えて、いつもながら美しいので、続けてみようとする気になる。反面、癖のありそうな脇役を配している割には、キャラが生きていない。友近が一番目立っていても仕方ない。この辺、木曜日対決のドクターXでサブキャラが立っているのと対照的だ。

 

 

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 「ハクション大魔王」が「あくびチャン」のスピンオフである事はもう忘れたい(^_^;)。

 

 今期のドラマにはやたらケチが付いている。校閲ガール→校閲の仕事を甘く見ている。ドクターX→手術代一千万円は高すぎる。砂の塔→高層階の居住者を悪者にし過ぎ。ドラマの設定にリアル視線から突っ込みが入るようになったのは、「明日ママがいない」あたりからだと記憶している。「女王の教室」(奇しくもメインキャスト3人が今期ドラマに揃った)はSNS普及前で良かった。いま放送されたら、内容改変や打ち切りになった可能性もある。

 

 嘘から出た実、実から出た嘘、という言葉がある。ドラマは、多くの嘘によって実を際立たせる、もしくはその逆に多くの実の中に嘘を入れる、全部が嘘、など色々な作りがある。校閲ガールで言えば、校閲部の仕事内容をリアルに伝えるのがドラマの主な狙い・・・では、ない。この辺、最初のシーンで、主人公が8年連続で同じ出版社の面接を受け、かつ、リクルートファッションと対極にあるような、ど派手な格好をしている、というところで、リアリティを追求するドラマではないことは察するところ。

 

 ドクターXも、法外な値段というところで切りいい金額に決めているだけ。リスク管理の観点からすると、アリーランスの医師であれば、仕事の依頼が途絶えることや「失敗」する可能性も当然あることを考えると、一千万円が死ぬほど高い訳ではない。まあ、ブラックジャックへのオマージュも入っているとは思うが。ちなみに、ブラックジャックの手術代は30円〜100億円まで幅広い(^_^;)。

 

 ドラマを見ていると、砂の塔についてはケチッチャーにも同情するところがある。脚本家さんタワーマンションに恨みでもあるの?的な悪意が感じられる。主人公孤立無援設定は「斎藤さん」や「マザー・ゲーム」と似ているが、観月ありさや木村文乃と比べると、菅野美穂のHPは絶対的に不足している。何とか半沢直樹の続編を作りたいので、妻の菅野の主役の座を堺雅人へのリップサービスにした、というゲスの勘ぐりをするブログ主である。

 

 

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