Something Wonderfulな日には -18ページ目

 

東京。

オーディションや飛び込みで細々と俳優をやっている

フィリップ・ファンダープログは、仕事で偶然出会った多田という男に声をかけられる。

彼は”レンタル ファミリー”という時間制で家族の代役を請け負うという仕事をやっていた。

ブレンダン・フレイザーが出てるので観に行きました。

すごい不器用でやさしい話。

家族のフリという仕事の中で関わっていく人と生まれる情に、

暖かく切ない気持ちになりました。

見慣れた東京の風景が不思議な街の景色に見えて、

まるで海外からくる人の眼になった様でした。

 

 

https://www.searchlightpictures.jp/movies/rentalfamily

 

 

 

 

 

18世紀後半、イギリス・ヨークシャー。

落ちぶれた地主アーンショウ家に孤児として引き取られた少年がやってくる。

アーンショウ家の娘キャサリンは彼に”ヒースクリフ”と名付ける。

エメラルド・フェネル監督による「嵐が丘」。

嫉妬と復讐が巡り巡って誰も幸せにならない所はさすが三大悲劇。

”プロミシング・ヤング・ウーマン”の監督だけあって、

ウィリアム・ワイラー監督のものより、えげつない感じでした。

 

 

 

 

 

気がつくと3月。

毎年暖ったかくなってるのか、自分の感度が鈍くなってるのか、

今年の冬は暖房いらずでした。

(て言ってもこたつだけですが)

てことは夏はますます厳しくなりそうですねえ。

 

朝の気温が10℃超えるようになってきたので、

今日は朝まづめに行ってみました。

夜明け前から水面の波紋が徐々に増えて、生命感が感じられてくる瞬間は

ホント期待感でワクワクします。

これであとは釣るだけなんですけどねえ。

なかなかそこが難しいです。

 

マンションのインターホンのメーカーサポートが終わるということで、

エントランスだけかと思ってたら部屋のも交換らしく、午後は交換の立ち合いでした。

ユニット交換でパパっと終わるのかと思ったらコードを年本も配線し直したり、

意外とアナログな作業ののち、新しくなったインターホンは、

コンシェルジュ機能や留守番録画もついてて、ほほーってなったんですが、

コンパクトになった分、前ので空いた穴を埋める板で、

のりしろが不自然に多くなったのは、惜しいっでした。

 

ハワイ島。

大学生のルーシー・ピンポローは友人と数年ぶりに帰郷する。

実家では、作家である父と妹、チンパンジーのベンが迎えてくれたが、

夜になるとベンの様子がおかしくなり始める。

予告を観た時”NOPE"のチンパンジーのエピソードを思い浮かべたのは、

まるっきり見誤りでしたねえ、というか思ってたのと違う以前に色々とお粗末な映画でした。

今時C級映画でも敬遠しそうなくらいベタな、死亡フラグ立たせまくりの登場人物と

一本調子の演出に、怖がるよりも笑うよりもイライラさせられっぱなしで、

80年代ホラーかよって突っ込んでました。

(そういうのが好きな人にはばっちりな作品です)

ベンがおかしくなったのは狂犬病が原因ていうのは、狂犬病に失礼な気がしました。

 

 

 

 

ノルウェー・オスロ。

舞台で役者として生活しているノーラ・ボルグは、

母の死を機に妹のアグネスと幼少の頃住んでいた家を訪れる。

そこへ、この家から家族を捨てた父であり映画監督のグスタヴがやって来て、

ノーラに次回作の主役を演じて欲しいと持ち掛けて来た。

ヨアキム・トリアー監督最新作。

家族だからこそのアンビバレンツな感情が静かに繊細に描かれた良作でした。

言葉では言い表せられない複雑な気持ちを、瞼や唇の動き、間の取り方で伝えてくる

演技という感情表現ってすごいなと改めて感じました。

「家」からの目線で語られる、第三者の様な当事者のような距離感のモノローグが

家族を見守っているようでよかったです。

 

それにしてもNetflixここでも悪者でしたね。

 

 

 

 

 

今日も暖ったかいもんだから、釣れても釣れなくてもとりあえず行くでしょう、

といつものびん沼へ。

さすがに今日は端から端までずらっとへら釣り横丁。

陽気に連られて野良らしからぬでっかい黒猫も眼たれ気味に前を横切って行きました。

なんかもう春ですね。

「午前十時の映画祭」

こちらも4Kリマスター版での上映。

作品によっちゃあ高解像度になると逆に粗が目立つ時もあるんですが、

そういう所はむしろきっちり作り込んでる仕事の成果がちゃんと伝わってきて、

更に凄みを感じました。

ただ以前も書いたんですが、その分やたらと星の光が見えるようになって、

それが逆に平面にホワイトを散らしたような奥行きのない見え方に

なってるのがやっぱり気になりました。

ウソでも底のない穴に落ちていくような真っ黒い方が、

宇宙の怖さが感じられて好きだったんですよねえ。

まあ、そういうディテールはどうあれ、

大きいスクリーンで観るのがお勧めの一本です。

 

 

 

「竹原ピストルとフラワーカンパニーズのツーマンライブ」

ほとんどのオーディエンスが「どっちも観に来た」人達だったんじゃないかと思う、

ナイスブッキング。

先行フラカン、”少年卓球”で明けたステージは、

気合は入ってても肩の力は抜けてて、伊達に37年演ってきてない自然体でした。

後攻竹原ピストル、”LIVE IN 和歌山”からのステージは珍しいバンドセット。

今までデュオのアコースティックやオケのステージは観たことあるんですが、

エレクトリックの編成は初めて観ました。

バンドだと仕事が分散できるのか、いつもよりリラックスして見えました。