1789年・フランス。
フランス革命により斬首刑に処されマリー・アントワネットを
静かに見る男がいた。彼の名はナポレオン・ボナパルト。
後に皇帝まで登り詰めた男である。
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ナポレオンの半生を描いた作品。
リドリー・スコットの作品らしく英雄譚というより、
一人の男としての彼を描いたものになってました。
(妻ジョセフィーヌとのやり取りとか観てると、
”ハウスオブグッチ”でしたもんね)
展開のメリハリが薄くて、主な出来事が時系列で淡々と進む感じは、
ドラマというよりタイムテレビで見てる映像みたいだったんですが、
だからこそ当時の泥臭い戦いっていうのがすごく
説得力を持って伝わってきました。
ボクの中で肖像画のぽっちゃりしたイメージしかなかったもんで、
やつれ気味のホアキン・フェニックスだと最後まで
キャラが一致せず仕舞いでしたねえ。