1918年アメリカ・テキサス。
田舎の農村に両親と暮らすパールは、
出征した夫を待ちながら、密かに映画スターとなり
この村から出ていくことを夢見ていた。
町へ父親の薬を買いに出た後映画を観た彼女は
裏口で映写技師と名乗る男に話しかけられる。
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観てなかったんですが、去年上映された”X”の前日譚だそうで、
主人公パールを演じるミア・ゴスのピーキーな演技が怖すぎました。
(荒木飛呂彦さんの理不尽に突然キレるキャラって
こんな感じだろうなあって思いながら観てました)
往年の名画を思わせる音楽やテロップと共に映し出される映像の遠慮ないこと。
終わってから夕食にしようと思ってたんですが、しばらく無理でした。
でも一皮剥くとこういう一面は誰しも持ってそうで
他所事ではない薄ら寒さがありました。
万人にはお勧めしませんが、強烈に残る作品でした。