フランス/デンマーク合同作品。
この映画も公開が待ち遠しかった1本です。
北極点へ向かい行方不明になった祖父を探しに行く少女の物語。
輪郭線を残さないキャラクターは、
スクリーンの中で背景と合せて、
完璧な1つの世界をつくってました。
(挿絵はボクの作風上そういうのが残ってます、悪しからず)
絵柄が優しいからファンタシーな作品かと思っていたら、
人間の中にある、優しいところも厳しいところも醜いところも、
割と遠慮なくみせてて、
結構シリアスな展開はうれしい誤算で
見応えありました。
15歳の主人公サーシャの、スカーレット・ヨハンソンばりに
低くて大人っぽい声には、強い意思と説得力を感じました。
普段アニメーション見ない方にも観て欲しい作品です。