4Kリマスターされたこの作品、
大きいスクリーンで観てなんぼの、
ディテールまでものすっごい密度の映像を堪能できました。
(今敏監督の作品とかもそうですが、
あれ全部手で描いて動かしてたんだと思うと、
気が遠くなりそうです。)
また、オープニングを観ながら自分の記憶が作品とリンクした時、
映像以上に芸能山城組の音楽がこの作品のムードを
作ってたんだなあと思いました。
初出時は、原作からの大幅設定変更と、
それに伴って自分が動画として期待していたシーンも無かったりで、
正直随分がっかりした覚えがあるんですが、
30年ぶりにスクリーンで先入観なしに観ると、
1本の物語としてすごいちゃんとまとまった作品で、
当時の自分がいかにつまらない映画の見方をしていたかと、
反省しました。
この災禍の中、
大佐の台詞が刺さります。