1930年代・スウェーデン北部。
ラップランドに住むエレ・マリャは妹のニェンナと2人
先住民族サーミ人の寄宿学校に通っていたが、
そこではサーミ語を話すことは禁じられ、
スゥエーデン人から侮蔑や好奇の目で見られていた。
ある日、彼女は民族衣装のコルトを脱ぎ、
スウェーデン人たちの祭りに紛れ込む。
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これも以前予告を観て行けなかった作品です。
北欧の国にこういう民族差別があることを、知りませんでした。
あの美しい歌や民族衣装を見てなぜそうなるのか。
でもそういう背景はありつつ、
ボクの目に主人公エレ・マリャの勢いは、
吉幾三さんの”俺ら東京さ行ぐだ”
そのものでした。
居留地を捨てた姉と残った妹。
思うところの多い、
何回か見返したくなる作品でした。
https://www.uplink.co.jp/sami/#intro