"Sameblod" (2016) | Something Wonderfulな日には

 

1930年代・スウェーデン北部。

ラップランドに住むエレ・マリャは妹のニェンナと2人

先住民族サーミ人の寄宿学校に通っていたが、

そこではサーミ語を話すことは禁じられ、

スゥエーデン人から侮蔑や好奇の目で見られていた。

ある日、彼女は民族衣装のコルトを脱ぎ、

スウェーデン人たちの祭りに紛れ込む。

 

 

これも以前予告を観て行けなかった作品です。

北欧の国にこういう民族差別があることを、知りませんでした。

あの美しい歌や民族衣装を見てなぜそうなるのか。

でもそういう背景はありつつ、

ボクの目に主人公エレ・マリャの勢いは、

吉幾三さんの”俺ら東京さ行ぐだ”

そのものでした。

 

居留地を捨てた姉と残った妹。

思うところの多い、

何回か見返したくなる作品でした。

 

https://www.uplink.co.jp/sami/#intro