"AMY"(2015) | Something Wonderfulな日には

 

2011年、27歳(またしても)で亡くなったシンガー、

エイミー・ワインハウスの生涯を描いたドキュメンタリー。

 

オープニングの”Moon River"から、声の深さに聴き入ってしまいました。

インタビューでもあった、18歳とは思えない

「老成」した歌は人を惹きつけるに十分な魅力、

だからこそスターダムに昇り詰めたのは

必然だったんでしょうが、

本人は、ただ歌が好きでそんなものは全く望んでなかったのと、

それに群がる亡者のえげつなさを見ると、

ビリー・ホリデイの時代と全然変ってないんなと、

かっくりきました。

 

過食気味の少しぽっちゃりした子供時代、

赤裸々で気取りのないデビュー時代を経て立った

2011年セルビアのステージでの生気のなさは、

居たたまれなくてかなりキツかったです。

 

歌うたいは歌が歌えるだけで十分幸せなのに、

周りがそれで十分としないのは、

結局お金のせいなのか。

不幸なことだと思います。

 

 

http://amy-movie.jp/