N・Y。
敬虔なユダヤ教徒の家に生まれ育ったロニートは、
その価値観に馴染めず、家を出てフォトグラファーとして
生計を立てていた。
しかし、ある日ラビである父が亡くなったと連絡が入り、
イギリスへ戻らなくてはならなくなる。
そこでは故郷を出て以来会っていなかった
幼馴染のエスティとドヴィッドが彼女を待っていた。
・
火曜日の夜、
久々にスクリーン貸しきり状態で鑑賞しました。
フォトグラファーと学校の先生という組み合わせで、
”アデル”を思い出したんですが、
あっちはフランスらしいというか
「男も女も関係ない、好きだから好き」という
ストレートなものだったのに対して、
こっちは宗教観とか、旧来の価値観という縛りからの解放
の象徴としての同性愛という感じがしました。
劇中でも何度か出てた「自由」っていうのは何なのか、
考えれば考えるほど分からなくなって、
自由に縛られそうになりますね。