1970年イギリス・ロンドン。
ファルーク・バルサラは、
自らを”フレディ”と名乗り、
曲をつくり歌を歌っていたが、バンドには恵まれず
解散を繰り返していた。
そんなある日、
クラブで演奏する"スマイル"というバンドに目をつけた彼は、
ライブ終了後、ヴォーカルとして入れてもらえるよう
メンバーに売り込みを始める。
・
イギリスのバンド"Queen"の結成からライブエイドまでを
追った作品。
ブライアン・メイ似すぎじゃろ。
「ビッグなバンドあるある」的な光と影はご他聞に漏れず。
その中で同性愛者、エイズ患者フレディというのが、
この作品特有の影を落としてるんですが、
でもそれはバンドのゴタゴタより、
普通の人に理解しやすい苦しみなんじゃないかと思いました。
このバンドも曲が出来上がってくプロセスが面白かったです。
ボクの中ではハードロックというより、
プログレッシブ・ロックなこのバンド、
劇中でもどのジャンルにも属そうとしない、
オルタネイティブなスタンスと、
曲作りのアプローチを見て納得でした。