ドイツ・ハンブルグ。
カティヤには、トルコ系移民の夫ヌーリと、
6歳になる息子ロッコがいた。
ある日カティヤは、
ヌーリの事務所にロッコを預けて、友人とスパに行く。
夕方車を返しに戻ると、
事務所付近は
パトカーと人だかりが出来、立ち入り禁止となっていた。
・
ネオナチによる外国人テロを扱った作品。
なんですが、
一市民が不条理に事件に巻き込まれる、
やり場のなさや憤りは
”スリービルボード”や”デトロイト”に通ずるものがありました。
”スリー~”のフランシス・マクドーマンドも
迫真でしたが、こちらのダイアン・クルーガーも
鬼気迫る演技。
なんでもないようなシーンでも、
常に不安をあおる構図とカメラワークが見事でした。
http://www.bitters.co.jp/ketsudan/