1977年、ミネソタ州ガンフリント。
12歳のベンは、交通事故で母を亡くし
叔母の家に引き取られる。
父親の名前すら教えてもらえていない彼は、
ある夜元の家に戻り、
母の部屋を探していると、
”ワンダーストラック”という本の間から、
ダニーという名で母宛のしおりを見つける。
・
2つの時代で、同じように誰かを探している2人。
カラーとモノクロで行ったり来たりする時代の後ろで
流れ続けていたBGMは
時空を越えたようでした。
ベン・スティラーの”LIFE!”でも使われてた、
"Space Oddity"が今作でもいい感じに使われてました。
偶然なのか狙ってるのか、自然史博物館も
彼の出てた”ナイト・ミュージアム”で使われてましたね。
台詞も音もなく話を伝える、サイレント映画。
耳の聞こえない不自由さと重なるイメージだったんですが、
この設定なら尚更、
台詞で状況を説明するんじゃなく、
視覚的に伝えたいことを
匂わせるようにして欲しかったなあっていうのが、
残念の1つでした。