ニュージャージー州・パターソン市。
市と同じ名前のパターソンはバスの運転手。
朝6時過ぎに目覚め、妻のローラにキスをして、
朝食を食べて、車庫まで歩いて、
秘密のノートに少し詩を書き留めてからバスを運行させ、
帰ってきたらローラと夕食をして、愛犬マーヴィンの散歩に出て
バーでビールを一杯だけ飲んでローラの元で眠りにつく毎日。
そんなある日の月曜日―
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同じように繰り返されるように見えて、
人生は少しずつ何もかもが新しいことを、
愛らしく気付かせてくれる、
優しい詩のような作品。
そして、
ボクが漠然と思い描いていた理想的な生き方が、
ここにはありました。
何回も観たくなる一本でした。
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パターソンを演じるアダム・ドライバー、
スター・ウォーズもいいけど、
こういう人間ドラマの朴訥としたキャラの方が、
持ち味発揮してるなって思いました。