"機動戦士ガンダム THE ORIGIN V-激突 ルウム会戦-" movixさいたま | Something Wonderfulな日には

 

 

U.C0079 1月3日

地球連邦政府から独立を宣言したジオン公国は、

月面都市グラナダとフォン・ブラウンを制圧。

続いて地球連邦派を宣言したサイド2を制圧の後、

戦争早期終結の為、

サイド2マザーバンチを地球に落下させた”ブリティッシュ作戦”は

総人口の半数を死に至らしめた。

 

 

タイムラインの中にある無数のキャプチャーが同時にうごめいて、

大きな流れが出来上がって行く様は、

ジオン・ズム・ダイクンという、

一滴の雫から生まれた大河のようでした。

(あ、だから「大河」ドラマっていうのか?)

それでもきちんとバイプレイヤーを大事にしてるところや、

歴史という器の中に人がいるんじゃなくて、

人が歴史をつくってる感じが、この作品は好きです。

 

勝利に沸くジオン市民と国家の垂れ幕を見ると、

この間観た"Alone in Berlin"が被ります。

多数の死者が出ていても、

勝利にはやっぱり酔ってしまうんですね。

 

何億の人間を殺すことを正当化するための、詭弁や歪んだ解釈が怖すぎる。

フィクションとはいえ、こんなに狂った話だったとは・・・

 

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