"Crimson Peak" ユナイテッドシネマ浦和    | Something Wonderfulな日には



 
20世紀初頭 NY。
作家志望のイーディス・カッシングは、
幼い頃から、死者と通じ合える力があり、
ある夜亡くなった母から
「クリムゾンピークに気をつけなさい」
と警告を受ける。
そんなある日、トーマス・シャープという男が
父の元に掘削機を売り込みにやって来る。



「ゴシックホラー」より、「怪談」という言い方がしっくり来る、
子供の頃お盆に見た怖い話のような
美しく、おぞましく、哀しい話でした。

おとぎ話のような、豪華絢爛なセットや衣装もさることながら、
ブルー/グリーンとオレンジ/レッドの
生と死の境界を表すようなコントラストが、
すごい効いてました。



不思議の国のミア・ワシコウスカは、
なるほど、って気がしたのですが、
ジェシカ・チャスティンがこういう作品に出るのは、ちょっと意外でした。
でも、クールでヒステリックな演技は、
役にばっちりハマってました。
たまには、こういう衣装着て出たいのかなとも、
思ったりしましたが。

トーマス役のトム・ヒドルストン。
あまりにビジュアルが"マイティ・ソー"の
ロキ過ぎて
最初出たとき笑っちゃいました。



キャスティングと衣装が気になって、怖いの我慢して
観にいきましたが、良作でした。

いつの世も、本当に怖いのは
幽霊ではなく人間ですね。


http://crimsonpeak.jp/