1945年4月 ドイツ
"Fury"と名づけられたシャーマン
戦車長コリアー軍曹の元に
戦闘で亡くした副操縦士の代わりとして
18歳のローマンが着任する。
そして連合軍ベルリン陥落の為
進路にある十字路確保の命令が下りる。
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戦車の中 狭!
UボートやB-17も狭いと思いますが
それに輪かけて狭い気がしました。
こんな中で、5人が何時間何日も命がけで戦い、生活すれば
そりゃあ並みの連帯感じゃあないと思います。
ひょっとしたら家族以上に。
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戦車同士のドッグファイトっていうのを初めて見ました。
砲台回しながらグルグル動く動く
もっと離れた所からドンドンやるのかと。
後ろにつくのは、航空機と同んなじ。
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この作品でも、音楽が人種や言葉の壁を越えます。
いつも思うんですけど、本当に不思議です。
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※ネタバレ注意
ハリウッド映画だから仕方ないのかもしれませんが
物語の描かれ方がアメリカ寄りで、同じように人を殺めても
「仕方がない」「本当はそうじゃない」と
それを正当化するフォローがあるのは
フェアじゃない気がしました。
軍曹に至っては、死に方までもきれいすぎて
「ん~」って感じです。
ドイツ兵と、コリアー軍曹を同じ扱いにしてこそ
戦争は敵味方関係なく、等しく酷(むご)いものだと
伝えられるはずだし、そうでなければ
都合で出来た、安っぽい美談になってしまう気がしました。
http://fury-movie.jp/