中世のとある国。
持っていた船が海難事故に会い
財産をすべて失ってしまった商人の男は
6人の子供達と田舎での生活を始める。
ある日、吹雪で道に迷ったところに見つけた古城から
末娘の為に持ち去ろうとした一輪の薔薇に
獣の姿をした城の主は怒り
代償に自らの命を差し出すことを要求する。
その話を聞いた、末娘のベルは
自らが身代わりとなるため城に赴く。
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童話「美女と野獣」
実は本も映画(ディズニーすら!)も見たことがなくて
初めてちゃんとストーリーを追って観ました。
あ~こんな話だったんだ。
今の時代、人があの姿にされるというのは
(怖)よりも(笑)の方が先に出ちゃう
残酷さを感じました。
他のバージョンはわかりませんが
本作でのベルの強気な設定は
「アデル」のレア・セドゥにぴったり。
(むしろ彼女のために
こういう設定にしたのかと思うくらい)
城の主がベルの為に振舞ったゴージャスな衣装が
日替わり的に出てくるのが、フランスっぽくて
それを本人もちゃっかり全部着てるのが、またよし。
フランス作品だからなのか、
監督がそういうのが好きなのか
ディズニー映画より
日本のアニメーションっぽくて
ちょっと「トトロ」や「進撃」を思い出しました。
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めでたしめでたしの落としどころを
王子様とお姫様ではなく
ああいう風にしたのは
そうだよな、と納得いくものでした。
今風といえば今風。
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