1951年 ニュージャージー
理髪店で働いているフランキーは
場末のクラブでバンドをやっているトミーに誘われ
ボーカルを務めることになる。
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アメリカのバンド、"4 Season"の結成から
"Can't Take My Eyes of You"を
リリースするまでを描いた物語。
バンドやったことのある人なら
「あるある」が多いと思います。
(実話かどうか別として
コンポーザーのボブがTVを見てて
歌のモチーフを見つけた時なんかは
「あるある」でした)
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ショービジネスの光と影
曲を聴いてるだけだと、そういうイメージ全くなかったのですが
一歩中に入ると、やっぱりドロドロしてます。
これは、古今東西関係なく、ビッグなバンドには
付きまとってくるものなんですかね、やっぱり。
友達が集まってできた 仲良しバンドじゃなくて
蓋を開ければ、むしろ嫌いな人同士が
それでも成り上がるための選択というのも
泥臭くリアルです。
それでも(だからこそ?)
出来上がった曲は数十年たった今も
人々に愛されてるのは皮肉といえば皮肉だなあ。
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ストーリーには全然関係ないけど
機材の変化で年代が分かるのが
見ていて楽しかったです。
(オリジナルプレベ→プレベ→アレンビックみたいな)
スクリーン上で1曲終わると拍手したくなりますよ。