”夢と狂気の王国” movixさいたま | Something Wonderfulな日には

宮崎駿


スタジオジブリのオッサン3人と「風立ちぬ」を中心に、
作品が世に出るまでを追っかけたドキュメンタリー。
と簡単に書くとそうなのだけれど、その中での70を過ぎた宮崎駿さんと鈴木敏夫さんの
「現場の人」っぷりは、なかなか感動的でありました。
特に宮崎さんの、紙に鉛筆で描く―多分子供の頃から変わらない作業で、
1カット1カットコンテを切るシーンは(本人嫌がってましたが)
「やっぱ好きなんでしょ、こういうことっ」みたいなのが見えて「いいね」です。

「かぐや姫の物語」公開遅れてごめんなさい話や、息子さんの次回作打ち合わせ、
宮崎さんの引退発表時の手書きコメントなど、
なんとなく今後に向けた鈴木Pの「仕込み」も感じられましたが、
プロの作品だけど、手作りっぽい匂いがあって
柔らかい手触りの作品でした。