こんばんわ
ココロのリフォーム 解決スイッチセラピー の
「がんちゃん先生」 宣伝ブチョー
http://ameblo.jp/iwamotomasakazu/
ココロハレルです。
やっと、病院に着いて
エレベーターを待ってられずに
階段を駆け上って
走ったせいなのかもしれない
心臓がバクバクして
止まらなかった
集中治療室の前の
インターホンを押した
「はい・・ICUです」
「あっあの・・〇〇の娘ですけど・・ここに入ったって電話があって・・」
「・・・あ~はい。控え室でお待ちください」
「はい・・・」
狭い控え室に入って
吹き出す汗と、
心臓の激しい動悸を
抑えるために
何回、深呼吸しただろう
深呼吸する度に
逆に・・・涙が溢れて止まらなくなった
「お母さんは、今どうなってるんだろう・・・・」
「生きてるのか?もしかして・・・もう・・」
座って待つことも出来ず、でも
動くことも出来ず
1人で・・・・・何分・・・何時間?・・・・待ったんだろう
「きょうだいに知らせなきゃ・・・でも、今ここを動いたら・・・」
どうにも出来ずに時間だけが過ぎていく感じがした
たまたま通りかかった看護婦さんを見つけて
「あの・・・〇〇(お母さん)は、大丈夫なんですか?」って
問い詰めるように聞いた
「今、処置をしてて・・・もう少し、お待ちください」
「電話をかけてきてもいいですか?すぐに戻りますからっ!」
「はい、いいですよ。担当に伝えておきます」
(なんなんだ・・・あの対応は・・意味が分からん)
(処置って・・・なんなんだよ。何があったのよ)
めちゃくちゃ急いで来たのに、
何の説明もなく
聞いても、生きてるのかもよく分からない状況に
腹を立てながら
電話を掛けられる場所まで
走った
(こんな時に一番連絡が取れるのはアイツだっ)
ってお父さんに電話して
「お母さんが・・ヤバイから・・みんな(きょうだい)に連絡して」
そう伝えると
またすぐに控室に戻った
そこから、またどれ位か分からないけど
時間が経って
主治医の先生がやってきた
なんか凄く汗をかいてて
大変だったことを物語ってた
「心臓がケイレンを起こした状態になってね、1回止まったんだよ。」
「あっでも、今は戻ったからね。」
「ただ、呼吸も止まってたから呼吸器とかも付いてるけど、意識はあるよ」
「安定したら呼吸器は、すぐに外せるから大丈夫。心配したね。」
病院から電話があってから
ずーっと、気を張った状態で
ホッして緊張が解けたのと
初めて労いの言葉をかけられた気がして
またボロボロと涙が溢れた
真っ赤になった顔を洗いにいって
泣き顔をなんとか抑えて
やっと、お母さんに会いに
集中治療室に入った
お母さんは、口に管が入って呼吸器がつながってて
少しぼーっとした感じがあったけど
ワタシの顔をみて
ニッコリ笑った
「もう~心配した~」
ワタシが声を掛けると
呼吸器があるから
声は出ないけど
口を動かして
「発表会は出られたの?」だって
こんな時も
ワタシのことかよっ!ってビックリしたけど
またまた、泣きそうになった
「ちゃんと出て、もう終わったよ」って
その時に撮ってもらってた写真を見せた
それを見て、
声の出ない声で
「良かった~」って笑ってた