ソリューションのおぼえがき -45ページ目

ソリューションのおぼえがき

中小企業を応援するために、経営者と共に元気に戦っています!


正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

一般的にマネジャーには、大きく分けて以下の3つのスキルが求められるといわれています。

 

1. テクニカルスキル(業務遂行スキル)

業種・職種によって必要なテクニカルスキルは異なりますが、現場に近いマネジャーであればその職種の専門的なスキル、経営に近いマネジャーであれば組織のマネジメント能力や評価能力などになります。

 

2. ヒューマンスキル(対人関係スキル)

業務を円滑に進めて成果を最大化するために、メンバーと良好な関係を築くだけでなく、経営層や他部署、社外の関係者との関係作りも求められます。

 

3. コンセプチュアルスキル(概念化スキル)

組織状況を的確に分析する力や課題の発見力、課題を解決に導く力などが挙げられます。

 

マネジャーの仕事はあくまで役割であって、業務遂行スキルや能力だけではないことがわかります。

「無意識の思い込み(unconscious bias)」とは、誰もが潜在的に持っている思い込み(内閣府男女共同参画局)のことです。

 

人間は知らず知らずのうちに偏った見方をすることがあります。

意識・半意識に差別的な偏見を持たないのはもちろんのこと、先入観、思い込み、決めつけ等に気づこうとすることが大切です。

 

人は誰しもアンコンシャス・バイアスを持っています。

改めて、多様な背景を持つ人々を支援するために自分自身の思い込みや経験や持っている知識によって押し付けの対応をしていないか、振り返る必要を感じます。

キャリア・デベロップメントに関する4つの理論的アプローチを整理してみます。

 

① 構造的アプローチ 1900~

仕事と人のマッチングを重視するアプローチのことです。(個人の特徴と職業要件を調べ、その一致度が高いほどよりよい職業選択が可能となるという考え方)特性因子論とも言われています。

 

② 発達論的アプローチ 1950~

キャリア・デベロップメントはライフステージという長いスパンの中で継続的に行われる発達的プロセスであるという考え方のことです。(人生の各段階には特有の課題が存在していると考えます。)

 

③ 社会的学習理論アプローチ 1980~

人は他者の影響を受けて新たな態度・習慣・価値観・行動を獲得するという社会的学習理論の考え方をキャリア・デベロップメントに応用していく考え方のことです。

 

④ 意思決定理論アプローチ 1960~

より合理的な意思決定を求める意思決定理論の考え方をキャリア・デベロップメントに応用していく考え方のことです。

田中研之輔教授が開発したプロティアン・キャリア度を診断するチェックリストをご紹介します。

 

チェック項目が12個以上ならプロティアン人財、3個以下であればノンプロティアン人財と診断されるそうなので、一度取り組んでみてください。

 

・毎日、新聞を読む          

・月に2冊以上、本を読む             

・英語の学習を続けている             

・テクノロジーの変化に関心がある             

・国内の社会変化に関心がある      

・海外の社会変化に関心がある      

・仕事に限らず、新しいことに挑戦している             

・現状の問題から目を背けない      

・問題に直面すると、解決するために行動する          

・決めたことを計画的に実行する   

・何事も途中で投げ出さず、やり抜く          

・日頃、複数のプロジェクトに関わっている             

・定期的に参加する(社外)コミュニティが複数ある             

・健康意識が高く、定期的に運動している   

・生活の質を高め、心の幸福を感じる友人がいる

出典:プロティアン・キャリア診断「プロティアン」(日経 BP)

仕事柄、よく会社の分析をします。

分析といっても様々視点での要望があります。

財務の視点、マーケティングの視点、製造の視点・・・その他もろもろ

 

その中でも経営者の考えを理解するために「社史沿革」という技法をよく使います。

 

①その会社の社史年表をながめます。

社史には企業姿勢や会社が世間に伝えたいことが記されています。

 

たとえば、業績に自信がある会社は、成長するための事象を積極的に年表に組み込みます。ヒトに自信のある会社は、採用や人事側面などを積極的に年表に組み込みます。商品に自信がある会社は新商品の開発プロセスやどんな時代にどんな商品をなんの目的で作ったのかなどが組み込まれます。

 

②その中でターニングポイントを見つけます。

 

③自分がもし、社長だったならば、このターニングポイントをどんな気持ちで決断し、取り組んだのかを整理します。

 

これを場面ごとに繰り返します。

 

基本的に未来はわかりませんが、過去は振り返ることができます。

成功した会社は成功すべくして成功したように思われます。

 

経営者とこの整理した話をしてみると、自分はなんて浅はかだったのか思い知らされます。

 

その時代の企業規模や経営力・経営者の経験などを鑑みると、小さな決断と見えることも、それは大変な決断だったのだと感じます。

 

多くの成功企業は、このような小さな決断を悩みに悩んだり、最後は直感で行い、時代の流れに逆らわず柔軟な柳腰で、顧客や従業員を大切にしてきたからこそ大敗せずに、生き残ってきたのだと思います。