認知心理学は、人間の内部で起きている「情報処理過程」に着目する分野です。
記憶、注意、問題解決、言語理解、意思決定などが主要テーマで、「心のコンピュータモデル」とも呼ばれます。
■ 代表的な実験:ストループ効果(1935年)
色名が「赤」と書かれた文字が青色で印刷されているとき、文字の色を答えるのが難しくなるという現象。
これは、注意・自動処理・干渉といった認知機能の競合を示す有名な実験です。
■ 応用事例
近年ではAI開発やUXデザイン、働き方改革(例:マルチタスクの弊害)において認知心理学の知見が重要視されています。
また、高齢者の認知機能トレーニングや発達障害支援にも活用されています。
参考文献:
・Eysenck, M. W., & Keane, M. T. (2015). Cognitive Psychology
・基礎から学ぶ認知心理学(有斐閣ステュディア)