最も基本的なミクロ経済学の基礎理論が「需要と供給」です。
アダム・スミスが示した「見えざる手」の考えを、レオン・ワルラスが19世紀に数学的に一般均衡理論として発展させました。
需要曲線は価格が下がると購買量が増える関係、供給曲線は価格が上がると生産量が増える関係を示します。
両者の交点が均衡価格です。
住宅市場の例
首都圏で人口が増えると住宅需要が増加し、価格が上昇します。
しかし土地や建築資材が制約となり、供給が追いつかないとさらなる高騰が発生します。
農産物の例
豊作時には供給曲線が右にシフトして価格が下がり、農家の収入が減少します。
この価格変動を緩和するため、政府が補助金や備蓄政策を実施するのも需要・供給分析の応用です。
価格決定を理解することは、個人の購買判断や政策の効果、企業の戦略を見抜く力につながります。