「クロネコヤマトの宅急便」でおなじみのヤマト運輸。
その物流ネットワークは、まさしく規模の経済によって成り立っています。
ヤマト運輸は全国に数千の拠点とドライバーを抱えており、荷物が増えるほど1個あたりの配達コストは下がります。
これは「固定費(人件費・車両費・施設費)」が一定であれば、扱う荷物が増えるほど1個あたりのコストが逓減していくという経済法則です。
また、法人契約やネット通販の拡大によって荷物数を増やし、その増加を逆にサービス改善(時間指定や再配達の強化)に活かすことで、さらに顧客を呼び込むという好循環型のビジネスモデルになっています。
このような「先に規模を確保した企業が有利になる」構造は、物流に限らず多くの業界に共通する一つの方向性だといえるでしょう。
参考文献:
ヤマトホールディングス「統合報告書」
高橋洋一『たった1つの図でわかる! 図解経済学入門』(あさ出版)