就活を始めると、「企業は、いったいどんな人を求めているのか?」ということに悩まされることになるでしょう。
「これさえあれば内定が取れる!」という単純な答えは存在しません。
というのも、企業ごとに求める人材像は異なり、また時代とともにその基準も変化しているからです。
しかし、最近の傾向を踏まえて「共通して求められている資質」は存在します。
・自律的に動ける人
近年、企業が最も重視しているのは「自分で考え、自分で動ける力」です。指示待ち型ではなく、自ら課題を見つけ、解決に向けて行動できる人材は、どんな業界でも重宝されます。特にコロナ禍以降、リモートワークなど働き方が多様化した今、誰かに管理されなくても成果を出せることが求められています。
・コミュニケーション力
単に「話すのが得意」という意味ではありません。相手の意図を正しくくみ取り、自分の意見を適切に伝える力。そしてチームの中で役割を理解し、周囲と協力して動ける姿勢が問われます。
・トライする姿勢
変化の激しい時代においては、前例のないことにも積極的に挑戦するマインドが求められます。たとえ結果がうまくいかなくても、「その経験から何を学んだか」が重視される傾向があります。
・論理的思考力
職種を問わず、物事を筋道立てて考えられる力は非常に重要です。特に文系学生の場合、「論理的に話せていない」と評価されることも少なくありません。自己PRや志望動機は、ストーリーを明確にして話すことで、説得力が大きく変わります。
・価値観の一致(カルチャーフィット)
企業が学生を見る際、「スキルや経験」以上に「会社の価値観に合うかどうか」を重視するケースが増えています。例えば、ベンチャー企業では即断即決できる人が好まれます。逆に、安定企業では、着実に物事を進められる人が価値観に合うと評価される傾向にあります。
企業が求めているのは、「完璧な人」ではありません。
むしろ、「未完成でも、自分の課題を理解し、努力し続けられる人」のほうが高く評価されます。
大切なのは、自分の強みを知り、それをどう活かして貢献できるかを語れることです。