ようするに日付けのズレを整えるためなのですが・・・
地球は太陽の周りを一年かけて公転していますが、実際の公転周期は約365.2422日です。一方、私たちが使っている太陽暦は、1年を365日としています。
このずれを調整するために、約4年に1度、2月に1日を追加することで調整しています。
この追加された日をうるう日と呼びます。つまり、うるう年では通常の年よりも1日多くなるのです。日本では4年に一度、2月29日がうるう日となります。
なぜこのずれが起きるのかというと、地球の公転周期が正確に365日ではないためです。地球の公転軌道は楕円形であり、また、重力の影響や他の天体の影響もあり、公転周期が少しずつ変化します。そのため、正確に1年を365日とする太陽暦では、実際の季節とのずれが生じてしまうからです。
このずれをそのままにしていると徐々に季節がずれてしまい、計算によると700年周期で季節が反転してしまうと考えられます。
うるう年、うるう日によって、太陽暦と実際の季節を調整し、季節の移り変わりを正確に追うことができるようになります。