従業員100人以下の企業を訪問する機会が多くあるのですが、社長が会社の方向性を変えよう、社内の改革を進めようとする時、大なり小なりの抵抗が社内に起こることが普通です。
たいていの従業員は、現状ままがありがたいと思っているものですし、ましてや自分たちへ火の粉が降り注ぐような渦中に入りたくないのが本音です。
この抵抗勢力に対して、社長がどのように接し対応するかで、改革の結果はやる前から決まることが多いもの。
多くの場合は、多数派を占める従業員からの抵抗に押される形で改革をするどころか”今のまま変わらない”という結果を選択してしまいます。
だから、改革を成功させるためには、様々な要素が必要になってきます。
中でも、何より重要なことはリーダーである社長の「断固たる覚悟」があるかどうかにかかってきます。
多少の痛みは伴うかもしれない・・・、けれども、従業員と会社の未来を守り続けるためには、多少の犠牲を払ったとしても、この改革を断行するという強い覚悟そのものです。