キャリア・カウンセリングにおいて、カウンセラーに求められる基本的な心構えは、
「自己一致」「無条件の肯定的配慮」「共感的理解」と言われています。
・自己一致 (congruence)
聴き手がクライエントに対しても、自分に対しても真摯な態度で、話が分かりにくい時は分かりにくいことを伝え、真意を確認するようにしましょう。
・無条件の肯定的関心 (unconditional positive regard)
クライエントの話を善悪の評価、好き嫌いの評価を入れずに聴く。話を否定せず、なぜそのように考えるようになったのか、その背景に肯定的な関心を持って聴くようにしましょう。
・共感的理解 (empathy, empathic understanding)
話の内容をクライエントの立場に立って、クライエントの気持ちに共感しながら理解しようと心がけましょう。
真摯、無評価、共感がキーワードですね。