ビジネスシーンにおけるフィードバックは、
「業務などの行動に対して、口頭や文書などで評価結果や改善点などを伝えること」
「「目標」と「実際の結果」の差異等、ありのまま事実を伝えること」
問題解決や成長促進といった目的を達成するために、相手の行動について評価し軌道修正やモチベーションの向上につなげる役割があります。
フィードバックの方向性として2つあります。
「改善」のフィードバック・・・間違いや誤りに対しての修正などは、相手のためでもあります。相手をより良くするための注意やアドバイスを、事実ベースで伝えます。
「強化」のフィードバック・・・行動を肯定、承認したりほめるときは、相手の存在を肯定的にとらえ、それを言葉に出して伝えたり、態度で示して、認めるようにしましょう。
フィードバックを行うことで、
・自己認識の向上・・・他者から客観的な事実を聞くことにより「できている/できていない」という 自己認識をすることができます。
・緊張感の持続・・・他者から見られている、ということを意識することで、業務における緊張感を持続させることができます。
・安心感の醸成・・・他者からの関心を認知することにより、自分は放置されていない、という安心感を得ることができます。
※今回のおぼえがきは、株式会社JBMコンサルタント様の資料を参考に作成させていただきました。
なお、フィードバックはしっかり時間を取って行った方が良いでしょう。