問題解決手法は基本的に
「現状把握→問題点抽出→解決策導出→解決策実行」 という流れで考えていきます。
①問題点抽出:現状型(ボトムアップ手法)と理想型(トップダウン手法)のアプローチ方法があります。現状型は出発点として現実を中心にとらえ、「草の根的改善」を積み重ね、あるべき姿を目指すものであり、カイゼンやQCサークルなどが使われます。
一方、理想型は目標となる「あるべき姿」から出発し、現実に近づく方法を考えるもので、BPRやワークデザイン法などがあります。
これらのアプローチが十分効果をあげられない場合、改革を円滑に進めるための補助手段として「コーチング」が活用されることになります。
②解決策導出:1on1のコーチングやグループでのブレーンストーミングや収束技法であるKJ法やPERT法などの手法により行われることが多いです。
解決策の導出がいったん出し尽くされると、解決策の評価・選定を行い、意思決定の上、実行に向けて取り組むことになります。