ゴミ箱モデル
H.A.サイモンの意思決定論では、「限定された合理性」のなかで、できる限り合理的な意思決定を行う仮定を取っていました。
このサイモンの限定された合理性にも限界があります。
その限界を克服するために、J.G.マーチ=M.D.コーエン=J.P.オルセンらが主張した意思決定モデルがゴミ箱モデルです。
彼らの考えるゴミ箱モデルは、相互に独立した4つの決定因(選択機会、参加者、問題、解)があると考えました。
そして、「選択機会(=ゴミ箱)」に「参加者(意思決定者)」、「問題」、「解」が出たり入ったりを繰り返します。
その結果、複雑な相互作用から偶発的に決定が下される、という理論です。
要するに「合理的でも論理的でもなく偶然、偶発的に答えが見つかる」と考えました。
そして「ゴミ箱モデル」の3つの決まり方があり、
A問題解決による決定・・・従来型の意思決定です。意思決定者(参加者)が問題解決をはかり選択機会へのエネルギー投入)決定しています。
B見過ごしによる決定・・・問題が選択機会に投入される前に決定されてしまいます。
Cやり過ごしによる決定・・・問題をやり過ごしているうちに問題のほうが出て行ってしまって決定するというタイプ。
このような決まり方をすると結論付けました。