モチベーションの理論で動機づけ・衛生理論という考え方があります。
これは、アメリカの臨床心理学者フレデリック・ハーズバーグが提唱した理論です。
仕事に不満を持っている人の関心は作業環境などに向いていますが、満足しているときには、その仕事そのものに焦点が当たっていることがわかってきました。
衛生要因:不満を感じる要因
→マズローの欲求段階に対応させれば、生理的欲求段階から社会的欲求の一部と考えられます。
動機づけ要因:満足を与える要因
→社会的な欲求から自己実現欲求段階に対応することができます。
最近の福利厚生をポイント制にして個人の欲求に応じて使うことが出来るような仕組み(カフェテリア・プランなど)は、この理論から誕生したと言われています。