ロジカルシンキングで活用するフレームワーク ②演繹法と帰納法 | ソリューションのおぼえがき

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正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

演繹法とはいわゆる「三段論法」のことです。一般論→理由・根拠・事象→結論という三段階のステップで結論を導きます。

「日本は年々少子高齢化が進むだろう」(一般論)

  ↓

「子供の数が減少するので教育機関などは経営が苦しくなる」(事象)

  ↓

「入学対象を若者対象にしたままでは学校経営は厳しくなる」(結論)

 

帰納法とは、数多くの事象や事例から論理性や法則を発見して結論を見出す思考です。アンケート結果などサンプル数が豊富なときに有効です。以下のようにデータや情報をもとに仮説を立てることもできます。

 

「日本は年々少子高齢化が進むため教育機関の経営は苦しくなる」(一般論)

理由①人口統計からも明らかである

理由②出産率からも明らかである

理由③医療体制、予防体制が充実しておりより平均寿命は延びるだろう

「これらの理由から教育機関の入学対象者を広げる必要がある」