なぜ高い地位の人に意見することを強く恐れるのかか | ソリューションのおぼえがき

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組織の階段を上れば上るほど、自分の考えや仕事ぶりや戦略について建設的な意見、評価をもらえる可能性は低くなるものです。

なぜならば、その人の気分を害することはできるだけ避けたいと思うからなのでしょうか。

 

しかし、そういった周囲からのフィードバックをもらわなければ、自分の能力を高めるのは難しく、独りよがりになるおそれがあり、すばらしい考えを聴く機会を失うことにもなりかねません。では、自分にとって耳の痛いことを周囲が直接言ってくれるようにするためには、自分はどうすればよいのでしょうか。

 

ほとんどの人は高い地位の人に自分の意見を言うのは差し控えるが、それにはもっともな理由があるからです。

 

「公式の権限を持つ人々は、さまざまな形でわれわれの運命を左右することができる。たとえば、重要な資源を与えないでおくことができるし、否定的な評価をして昇進を阻むこともできる。われわれを解雇したり、解雇させたりすることさえできる」と、コーネル大学准教授のジェームズ・デタート先生は述べています。

 

高い地位にいる人であればあるほど、メンバーにこうした不安を抱かせる可能性は高くなるものですよね。

 

「人々が上司にフィードバックを与えないのは、なによりも上司が報復することを心配するからだ。否定的なフィードバックを受け入れるのは大多数の人にとって容易ではないことを、彼らは知っているのである」

 ハーバード大学教授リンダ・ヒル先生は指摘しています。

 

このようにメンバーが何も言わないのをいいことに、自分はこれまでどおりのやり方を続けたいと思うかもしれませんが、メンバーの沈黙は自分のためにはならないし、もちろん、組織にとっても本人のキャリアにとっても何のプラスにもなりません。