責任逃れをする人には2つのタイプがあると私は考えています。
まず、利己的な人。
・自分はおかしくないと正当化して他人のせいにする人
・自分はおかしくないと正当化して他人のせいにする人
もう一つは自己を防衛する人
・「〇〇が無能だから」と言い訳をする人
・「こんな責任は背負えない」と逃げてしまう人
・「〇〇が無能だから」と言い訳をする人
・「こんな責任は背負えない」と逃げてしまう人
組織の中に自分の責任を回避し、自己正当化して出世していく人がいると、まわりの人たちは何も信じられなくなってしまい、組織にはあきらめ感が強まります。
「あんな人が出世するなんて、一生懸命やっている我々の立場はどう思っているのだろう?」と、マネジャーに対しても猜疑心が起きて組織を離れ、いずれは組織自体が崩壊してしまいます。
利己的な人というのは、自分が責任を逃れて出世したり、利益を得るためにいいように人を利用します。
いい人を演じて相手を信頼させ、最後に裏切るのです。私は大嫌いです。
そうした利己的な人への対処方法ですが、自分が被害を被らないように逃げ道をつくっておくしかありません。
下手に関わると痛い目に遭いますから、「ヤバそうだな」と思ったら関わらない方がいいと思います。
次に、自己を防衛する人というのは、責任を負いたくないから逃げようとするので、まわりの誰かが尻拭いせざるをえません。
ただ、逃げようとする人を前にしたとき、組織には往々にして、自分に責任がないような場合でも自分のせいにしてしまいがちな人がいます。そのような自責の強い人、すなわち、苦労症のタイプの人が尻拭いして事無きを得ますが、その人の精神的な負担はかなりのものです。
ですから、自己を防衛する人への対処方法は、周りが誰も尻拭いをせず、自然と本人に責任を仕向けると効果的です。