作業ではなくて、仕事を与える | ソリューションのおぼえがき

ソリューションのおぼえがき

中小企業を応援するために、経営者と共に元気に戦っています!


正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

普段みなさまは、メンバーへどんな指示をしているでしょうか?
 

では、メンバーは、どのように指示を受取っているでしょうか?
 

 

マネジャーが与える指示を考えると
 ・作業を与える
   「何のために」という目的を示さず、具体的な作業を指示する
 ・仕事を与える
   「何のために」という目的を納得させ、目的実現のために事に当たらせる
このような違いがあります。
 

受取るメンバーは
 ・作業で受取る
   指示された作業をやるだけ
 ・仕事で受取る
   自分で考えて工夫する
このように変わります。
 

これをマネジャーとメンバーの関係で考えると、
 

作業を与え、作業で受け取る場合:
    マネジャー:メンバーを作業員と定義、伸ばそうとしない
    メンバー:指示された作業をやるだけ

これではうまくいかないことが多くなるでしょう。


仕事を与え、仕事で受け取る場合:
    マネジャー:仕事を身に付けてもらい、成長して欲しい
    メンバー:良い仕事をしようと考えて工夫する

このようなお互い意識を持ち合えるといいですね。

 

言葉の意味を変えて捉えるだけで、伝わり方がこれだけ変わります。