オペラント条件付け:強化と弱化 | ソリューションのおぼえがき

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強化子とは、行動後に出現すると、その行動の発生頻度を上げる物や出来事の事です。

本人にとってメリットのある事が、だいたい強化子になります。

 

反対に、弱化子は行動の発生頻度を下げる物や出来事の事です。

本人にとってデメリットのある事が、だいたい弱化子になります。

 

強化子か弱化子かは、その行動が増えたか減ったかで決まります。

こちらが強化子のつもりで与えていても、行動が増えなければそれは強化子ではなく、また、行動が減らなければ、弱化子ではありません。

 

正の強化:望ましい行動に対して、行為者にとって喜ばしい刺激(強化子)を与える。

例:お片づけができたので、ご褒美にアメをあげる。

 

負の強化:望ましい行動に対して、行為者にとって望ましくない刺激(弱化子)を除く。

例:テストでいい点を取ったので、ご褒美に今日はお手伝いしなくてよい。

 

正の弱化:望ましくない行動に対して、行為者にとって望ましくない刺激(弱化子)を与える。

例:食事を残したので、罰として皿洗いをさせる。

 

負の弱化:望ましくない行動に対して、行為者にとって喜ばしい刺激(強化子)を除く。

例:兄弟げんかをしたので、罰としておやつなし。